「年金制度が優れている国」ランキングTOP30! 1位は「アイスランド」【11月30日は年金の日】
本日11月30日は「年金の日」です。「11(いい)30(みらい)」の語呂合わせから、2014年に厚生労働省が制定。国民一人ひとりが「ねんきんネット」などを活用して、高齢期の生活設計を考えてほしいという思いが込められています。記念日前後には、民間企業や市区町村と連携してポスターなどを使い啓蒙活動を行ったり、インターネット記事広告やSNSを使って、「ねんきんネット」の利用促進をPRするなどしています。
そんな「年金の日」にちなんで今回は、「『年金制度が優れている国』ランキング」をご紹介。
このランキングは、米・マーサーとCFA協会が発表している「グローバル年金指数ランキング」を基に作成しています。「グローバル年金指数ランキング」は、各国の年金制度に関して、十分性、持続性、健全性のサブインデックスの加重平均によってスコア(指数)を算出したものです。
ここでは、「マーサー CFA協会 グローバル年金指数ランキング(2022年度)」から上位30カ国を紹介します。なお日本は35位でした。
(出典:マーサージャパン「マーサー『グローバル年金指数ランキング』(2022年度)を発表 確定拠出年金制度における主要な課題が浮き彫りに」)
第2位:オランダ(84.6)
第2位は「オランダ」でした。
「オランダ」は西ヨーロッパに位置する国で、憲法上の首都は「アムステルダム」。干拓により国土を拡大してきた歴史を有するオランダは、ベルギー、ルクセンブルクと共にベネルクスを構成しており、「寛容の国」というキーワードで同国を知っている人も多いのではないでしょうか?
オランダの年金制度は、その健全性においては1位の国よりも高い87.8をマークしており、年金の基金が潤沢であることでも知られています。
第1位:アイスランド(84.7)
第1位は「アイスランド」でした。
「アイスランド」は北ヨーロッパに属する島国であり、首都は「レイキャビク」です。アイスランドに限らず、今回のランキングにおいて北ヨーロッパ諸国はすべて上位に位置しており、それぞれデンマーク3位、フィンランド5位、ノルウェー7位、スウェーデン8位となっています。
サブインデックスのうち、アイスランドは「十分性」(85.8)と「持続性」(83.8)の2つの分野においてトップを飾っており、その総指数は84.7となっています。なお「健全性」において1位となったのはフィンランドで、そのスコアは93.3でした。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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