日本には全国各地に素晴らしい日本酒があります。そんな日本酒との出会いを写真とテキストで記録して、自分だけの日本酒日記をつづることができるサービスが「SAKETIME」。日々、多くの日本酒ファンが自分と日本酒の思い出を投稿し、その魅力を伝えています。
今回はそんな「SAKETIME」の協力のもと、「奈良県の日本酒」の人気ランキングを紹介します。ランキングは2022年11月24日時点のものです。
(出典:SAKETIME「奈良の日本酒ランキング2022」)
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第2位:風の森(油長酒造)
第2位は油長酒造の「風の森」でした。醸造元の油長酒造は、奈良県中部の御所市にある1719年創業の老舗。「風の森」は現代の技術を駆使し、秋津穂や露葉風といった地元の米を使用しつつも、前衛的な発想で組み立てられたブランドです。精米歩合による「657」「507」「807」といったシリーズや、次世代をにらんだ「風の森ALPHA」も人気を集めています。
油長酒造では冷却機能の高いタンクを使用しているのが大きな特徴で、酸化を極力抑えられると同時に、自然な炭酸ガスが残ります。まずはプチプチと弾ける新鮮で優しい発泡感を楽しみ、数日置いてガスが落ち着いたころに、酒本来のうま味や酸味を味わうのがおすすめです。
第1位:みむろ杉(今西酒造)
第1位は今西酒造の「みむろ杉」でした。今西酒造は、酒造り発祥の地とされる奈良・三輪で現存する唯一の酒蔵。1660年に創業し、当初より「三諸杉(みむろすぎ)」の銘柄名で酒を醸してきました。
ひらがな表記の「みむろ杉」は、「ろまん」 シリーズと呼ばれる特約店限定流通のブランド。「三輪山に降る清き雨めぐりて湧き出す、三輪の酒」とあるボトルデザインには伝統と高級感が現れており、“三輪を飲む”のコンセプト通り、仕込みに大神神社の御神体である三輪山の伏流水を使用しています。穏やかな香りとフレッシュでお米のうまみが広がる、フルーティながらもきれいにまとまった味わいが魅力です。
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