江戸時代、結婚したら「振袖の袖を切った」のはなぜ? 詳しく解説
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。テーマは「いろいろな着物」です。
advertisement
解説
江戸時代、女性は「振袖」の袖を振ることで男性からの告白に返事をしたり、逆に男性に自分の想いを伝えたりしていたと言われています。恋愛関連で「振る」「振られる」という言葉がありますが、振っているのは「袖」なのだそうです。
また振袖は江戸時代、それを着ている女性が「結婚しているか・していないか」を男性が見分けるためにも必要だったとされています。
そのため女性は結婚すると、振袖の袖を切って短くしていました。これが「留袖」です。袖を「切る」だと「縁を切る」を連想させるため、「留める」という言葉が使われたようです。
留袖には「黒留袖」と「色留袖」の2種類があります。「黒留袖」は結婚している女性が着る着物のなかで、最も格式が高いとされています。
主に結婚式や結婚披露宴などのお祝いの場で、新郎新婦の親族や、仲人の方が着ます。着物の背中や胸元、袖の部分に全部で5つの家紋が入っているのが特徴です。
それに対して「色留袖」は黒以外の色が使われている留袖で、結婚している・していないにかかわらず着ることができる礼装です。
advertisement
番組情報
羽田美智子のいってらっしゃい
毎週月曜〜金曜 7:37 – 7:42番組HP
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・
Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.
コメントランキング
「FNS歌謡祭」第1夜で良かったと思うアーティストは?【人気投票実施中】(投票) | 音楽 ねとらぼリサーチ
「FNS歌謡祭」第2夜で良かったと思うアーティストは?(コメント一覧) | 音楽 ねとらぼリサーチ
「ベストアーティスト2024」で良かったと思うアーティストは誰?【人気投票実施中】(投票結果) | 音楽 ねとらぼリサーチ
「CDTVライブ!ライブ!クリスマスSP」で良かったと思うアーティストは誰?【人気投票実施中】(投票) | 音楽 ねとらぼリサーチ
【レコ大】「第66回 輝く!日本レコード大賞」で楽しみなアーティストは誰?【人気投票実施中】(投票結果) | 音楽 ねとらぼリサーチ