日本には全国各地に素晴らしい日本酒があります。そんな日本酒との出会いを写真とテキストで記録して、自分だけの日本酒日記をつづることができるサービスが「SAKETIME」。日々、多くの日本酒ファンが自分と日本酒の思い出を投稿し、その魅力を伝えています。
今回はそんな「SAKETIME」の協力のもと、「京都府の日本酒」の人気ランキングを紹介します。ランキングは2022年12月1日時点のものです。
(出典:SAKETIME「京都の日本酒ランキング2022」)
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第2位:玉川(木下酒造)
第2位は木下酒造の「玉川」でした。日本海に臨む京都府北部・京丹後市久美浜町にある木下酒造は、1842年に創業。代表銘柄の玉川は、蔵の目の前を流れる川上谷川が、玉砂利を敷き詰めたような清川だったことにちなんでいるそうです。
そんな木下酒造では、イギリス生まれで名門オックスフォード大学卒のフィリップ・ハーパーさんが杜氏を務めています。伝統的な清酒はもちろん、アイスクリームに合うお酒や濃度の高いオンザロック用など、センスとアイデアにあふれたさまざまな日本酒を開発しています。
玉川の酒質の特徴は、うま味が強く飲みごたえがあること。また、日本酒としては劣化しにくい丈夫な酒といわれ、口を開けてすぐに飲みきるのではなく、時間を置いて味の変化を楽しむのもおすすめです。
第1位:澤屋まつもと(松本酒造)
第1位は松本酒造の「澤屋まつもと」でした。松本酒造は酒どころとして名高い伏見の酒蔵の1つで、創業は1791年。元々は清水寺の麓の八坂弓矢町にありました。
酒米に兵庫県産山田錦のほか、富山県砺波平野の五百万石を使用しているのが特徴。伏見に移転した大正時代以来の木造の蔵で、ほとんどの工程を手作業で行っています。
今では代表銘柄となっている「澤屋まつもと」の中でも、特に知られているのは「守破離」(しゅはり)シリーズ。守破離とは武道や芸術などにおいて、伝統の型を守りつつ、新しい型を生み出すプロセスを表したもの。200年以上の歴史を謙虚に継承しながらも、新たな味わいや技術を探求し続ける銘柄です。
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