「最も価値ある日本のブランド」ランキングTOP10! 第1位は「トヨタ」!【2022年最新調査結果】
情報サービス企業のカンター・ジャパンは、2023年度版の「カンターBrandZ最も価値ある日本ブランドランキング」を発表しました。
カンターBrandZはブランドが企業の業績にどれほど貢献しているかを数値化する手法で、ブランド価値を評価するグローバルスタンダードです。厳密に分析された財務データと広範なブランド・エクイティ調査を組み合わせて実施されています。
世界に誇る技術やサービスを持つ日本。自動車や電子機器、家電などをはじめ、世界で評価されているブランドが数多くあります。世界から「日本で最も価値がある」と評価されているのは、どのブランドだったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
(出典元:カンターBrandZ「最も価値ある日本ブランドランキングのTOP 50発表」)
第2位:NTT
第2位は「日本電信電話」(NTT)でした。「NTTドコモ」や「NTTコミュニケーションズ」などの総合ICT事業移動通信事業、「NTT東日本」などの地域通信事業、「NTTデータ」などのグローバル・ソリューション事業から成り立つグループ会社です。
2022年3月期のNTTグループの売上高(営業収益)は約12兆1564億円。昨今はリモートワークを基本とする大胆な働き方改革の推進や、積極的なダイバーシティ推進などの取り組みで、国内外から高い評価を集めました。
NTTではAIやIoTを使い、事件や事故の迅速な検知・分析や予測などを目指すスマートシティの取り組みを実施。同じくスマートシティの建設を予定しているトヨタとタッグを組み「スマートシティプラットフォーム」を共同で構築・運営することも決定し、世界から注目を集めています。
第1位:トヨタ
第1位は「トヨタ」です。中国を除くアジア太平洋地域で5番目に価値の高いブランドとなりました。トヨタ自動車は愛知県豊田市に本社を置く、言わずと知れた日本最大手の自動車メーカーです。2021年時点の単独売上高は全世界の企業の中でも9位であり、世界的にも高いシェアを誇ります。
近年はモビリティ変革の概念「CASE」(ケース)をもとに、静岡県裾野市に建設中の実験都市「Woven City」(ウーブン・シティ)など、先進的な取り組みを行っています。
そんなトヨタは元々は機織り機のメーカーでした。その発端は創業者である豊田佐吉さんが、母親の機織り仕事をもっと楽に効率良くできないものかと考えたことにあるそうです。佐吉さんから続く「使う人がより使いやすくなるように」という思いこそがトヨタのブランドであり、その思いは、「ヒト中心」をコンセプトに掲げる「Woven City」の取り組みにも受け継がれています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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