毎週木曜日・夜9時に放送されるテレビ朝日系の「木曜ドラマ」。2022年10月からは、岡田将生さんがフリーランスの看護師を演じる医療ドラマ「ザ・トラベルナース」が放送され、12月8日に最終回を迎えました。過去には米倉涼子さん主演の「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」や、天海祐希さん主演の「緊急取調室」などの作品が人気を博し、シリーズ化されています。

　そこで2022年11月19日から11月26日までの間、ねとらぼ調査隊では「2010年以降の『木曜ドラマ』で好きな作品は？」というアンケートを実施していました。

　そんな木曜ドラマの中で、どんな作品が人気を集めたのでしょうか？　今回のアンケートでは計1635票の投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

第2位：スペシャリスト

　第2位は「スペシャリスト」でした。得票数491票、得票率30％という支持を集めています。2016年1月から3月にかけて放送されていたサスペンスドラマで、元々は「土曜ワイド劇場」の特別企画として、2013年から2015年にかけて放送され、その後連続ドラマ化しました。主演は草彅剛さんです。

　草彅さん演じる主人公の宅間善人には、殺人未遂容疑で逮捕された過去があります。後に冤罪（えんざい）が判明し出所した宅間は、服役中の経験から「犯罪者の心を知り尽くしたスペシャリスト」となっていました。宅間は刑務所にいた犯罪者の技能や手口、そして心理状態などを脳内でデータベース化し、記憶していたのです。

　出所後、特別捜査係へ配属され、身に付けた特殊能力を生かして事件を解決へと導いていく宅間。事件を解決していく中で、宅間は冤罪を仕組んだ犯人に近づいていき、対峙（たいじ）することになります。

第1位：陽はまた昇る

　第1位は「陽はまた昇る」でした。得票数871票、得票率53.3％という支持を獲得して、今回のランキングを制しています。2011年7月から9月まで放送されていた、​​警察学校を舞台にした人間ドラマで、2011年5月の単発スペシャルドラマ「最後の晩餐 〜刑事・遠野一行と七人の容疑者〜」の続編となっています。主演は佐藤浩市さん、そして三浦春馬さんです。

　とある事件から刑事を辞め、警察学校の教官を務めていた佐藤さん演じる主人公の遠野一行。一方、三浦さん演じる訓練生の宮田英二は就職活動に失敗したことから、安定した生活を求め警察学校に通っていました。

　警察学校の訓練を無難にこなし、不真面目な態度をとっていた宮田は、厳しい指導を行う遠野と衝突してしまいます。しかし、遠野と宮田はぶつかりあいながらも、自分自身の弱さと向き合って成長。宮田は次第に本来の熱血漢で努力家な一面を取り戻し、警察官として必要な能力を身に付けていきます。

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