「世界で評価された日本酒の酒蔵」ランキングTOP31! 1位は宮城県の「新澤醸造店」【2022年最新調査結果】
全国各地にある日本酒を造っている酒蔵を対象とした、「世界酒蔵ランキング」の最新データが発表されました。このランキングは、国内外で開催されている日本酒コンテストの実績をポイント化して集計しています。
今回、対象となる酒蔵は669蔵で、商品数は2612点となりました。はたして上位に選ばれたのは、どこの酒蔵だったのでしょうか?
※各順位の()内の数値は世界酒蔵ランキング独自の集計に基づく獲得ポイントです。
(出典:世界酒蔵ランキング実行委員会「世界酒蔵ランキング2022」)
第2位:清水清三郎商店(1605ポイント)
第2位は、1605ポイントを獲得した「清水清三郎商店」。
三重県鈴鹿市にあり、1869年に「大黒屋清水清三郎商店」として創業した老舗の酒蔵です。柔らかな味わいとキレの良さが特徴的な「作(ざく)」が主力商品で、さまざまなタイプの商品があります。
鈴鹿山脈から湧き出るきれいな伏流水を使って、酒の原料となるおいしい米を栽培。また、通常よりも小さなサイズのタンクを使って、菌の働きや発酵をていねいに管理。そのため、生産量は多くないもののこだわり抜いた酒を製造しています。
第1位:新澤醸造店(2390ポイント)
そして、第1位には「新澤醸造店」が選ばれました! 獲得ポイントは2390でした。
新澤醸造店の創業は1873年で、本社が宮城県大崎市にある酒蔵です。主力商品は「伯楽星(はくらいせい)」。2022年には、「インターナショナルワインチャレンジ(純米大吟醸の部)」で金賞に輝いています。
新澤醸造店では、酒造りの製造責任者となる杜氏(とうじ)に、入社3年目で全国最年少(当時)の女性を起用するなど、年齢や経験に関係なく協力しながら酒造りを行っています。
また、通常よりも細かく精米できる世界最高峰の「ダイヤモンドロール精米機」を使用。さらに、雑味の原因となる成分を除去してうまみを残す「扁平(へんぺい)精米機」も導入するなど、つねに革新的な酒造りを行っています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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