年末年始が近づき、今年こそは海外旅行を楽しみたいと考えている人も多いのではないでしょうか？　旅行先を選ぶ際に気になるポイントのひとつが「治安の良さ」。できればトラブルに巻き込まれず、安全に旅行がしたいですよね。

　そこで、今回は「世界で『もっとも安全な旅行先』ランキング」を紹介します。ランキングは、保険会社のバークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクションが行った調査結果をまとめたもので、旅行先として安全な国と都市を15位までピックアップしています。さっそくランキングを見ていきましょう。

（出典元：Two New Countries Top Berkshire Hathaway Travel Protection’s Safest Places to Travel in 2023 List）

第2位：コペンハーゲン

　第2位はデンマークの首都「コペンハーゲン」でした。コペンハーゲンは犯罪率が低いことで知られ、2021年には市長から「ここ10年で最も低い水準にある」と報告書が発表されました。さらに、同年には「エコノミスト」誌がまとめた「安全な都市ランキング」で1位を獲得しています。

　そんなコペンハーゲンは、商人の港町として栄えた歴史があり、北欧モダンを感じられる建物が多くあります。オープンカフェやレストランが立ち並ぶ「ニューハウン」や、アンデルセンの童話をモチーフにした「人魚姫の像」、ウォルト・ディズニーがディズニーランドのモデルにしたと言われている「チボリ公園」など、観光名所や買い物先も街の中心地にまとまっているので、ゆったりと旅を楽しめるはずです。

第1位：レイキャビク

　第1位はアイスランドの首都「レイキャビク」でした。アイスランドはオーロラなどの美しい風景が見られることで人気。人々には平和と平等を愛する文化が根付いていると言われ、世界有数の治安が良い国として有名です。また、アーティストのオノ・ヨーコさんが、2007年に世界平和を願い「イマジン・ピース・タワー」を建てた国としても知られています。

　レイキャビクから日帰りで行ける観光名所には、60メートル級の間欠泉「グレート・ゲイシール間欠泉」や最大幅70メートルでアイスランド随一の規模をほこる「グトルフォスの滝」、50メートルプール4つ分の面積をもち世界最大級の露天温泉と言われる「ブルーラグーン」などがあり、観光客から人気のスポットになっています。

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