大東建託は、岡山県に住む20歳以上の男女、8509人を対象に幸福度調査を実施し、その結果を「いい部屋ネット 街の幸福度 自治体ランキング〈岡山県版〉」として発表しました。

　このランキングは、回答者50人以上の自治体を対象とし、2019～2022年の回答を累積して集計しています。幸福感を強く抱いている住民が多いエリアはどこだったのか、早速ランキングを見てみましょう。

（出典元：いい部屋ネット 街の幸福度 自治体ランキング〈岡山県版〉）

第2位：瀬戸内市

　第2位には「瀬戸内市」がランクイン。岡山市に隣接する市で、中心部を東西にかけて岡山ブルーラインが横断しており、交通の便にすぐれています。

　瀬戸内海国立公園を形成している海が魅力で、西日本最大級のヨットハーバーもあるので多くの観光客が訪れます。市の海産物としては養殖が盛んな「カキ」が人気。緑豊かな丘陵もあり、自然が豊富なエリアなことが住民の幸福度に関係しているのではないでしょうか。

　そんな瀬戸内市では「まっすぐ、しあわせ」を合言葉に、結婚費用の補助や子育支援などを推進。手厚いサポートも、幸福度を上げる要因になっていそうです。

第1位：小田郡矢掛町

　第1位は「小田郡矢掛町」が獲得しました。岡山県の南西部にある町で、のどかな田園風景が広がる自然豊かなエリアです。

　倉敷市の中心部には車で約35分、岡山市の中心部には車で約1時間の距離。江戸時代に旧山陽道の宿場町として栄え、当時の面影を残した街並みも魅力で、「旧矢掛本陣石井家住宅」など貴重な建物も点在しています。

　町では、18歳以下の医療費無料や保育料の完全無償化などの子育て支援をはじめ、さまざまな世代に向け幅広いサポートを提供。観光地と生活環境がほどよく調和しており、その住みやすさが幸福度の高さにつながっているのではないでしょうか。

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