じゃらんリサーチセンターは、旅行サイト「じゃらんnet」の会員を対象に温泉地利用についてのアンケートを実施し、「じゃらん人気温泉地ランキング2023」として発表しました。これは、全国328の温泉地を対象として、もう一度行ってみたい温泉地や、一度は行ってみたい温泉地などを調査したものです。

　さまざまなランキングが発表されたなかから、今回は「全国温泉地満足度ランキング」を紹介します。このランキングは、おおむね2021年8月～2022年8月の1年間のうち、訪問者が100人以上だった136の温泉地を対象としたものです。満足度の高い温泉地として選ばれたのはどこだったのか、さっそく結果を見ていきましょう。

（出典：じゃらん人気温泉地ランキング2023｜じゃらんリサーチセンター）

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第2位：乳頭温泉郷

　第2位は「乳頭温泉郷」で、満足度は94.8％でした。秋田県に位置する乳頭温泉郷は、十和田八幡平国立公園にそびえる乳頭山の山麓にある温泉郷です。1701年に開湯したと伝わる「鶴の湯」や、小学校の木造校舎を移築した宿で温泉を楽しめる「大釜温泉」といった7つの湯が点在しています。

　源泉はそれぞれの湯で異なり、その合計は10種類以上で泉質も多彩です。乳頭温泉組合に加入している7つの宿では、各温泉に入浴できる宿泊者限定の「湯めぐり帖」も販売されています。さまざまな温泉を楽しめるだけあって、何度でも訪れてみたくなる温泉です。

第1位：奥飛騨温泉郷

　第1位は「奥飛騨温泉郷」で、満足度は95.8％でした。奥飛騨温泉郷は岐阜県にある温泉で、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地で構成されています。100を超える源泉があることから泉質や温度、お湯の色の違いなど、多種多様なお湯を楽しめるのも魅力。また露天風呂も多く、風光明媚な景色も堪能できます。

　武田信玄が飛騨に攻め入った折、老猿が温泉で傷を癒やす姿を見て真似した負傷兵が元気になった、という伝説が残る「平湯温泉」や、ホテルやペンションが立ち並びリゾート感も味わえる「新穂高温泉」など、温泉地ごとに異なる魅力がたっぷり。秘湯感あふれる所からにぎやかな温泉地まで、湯めぐりをとことん楽しめます。

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