三重県四日市（よっかいち）市のご当地グルメとして知られている「四日市とんてき」。厚切りの豚肉ソテーをニンニクと一緒に濃い目のソースで絡め、付け合わせにキャベツなどを添えたボリュームのある一皿です。今回は「三重県の四日市とんてきの名店」というテーマについて考えてみましょう。

三重県の四日市とんてきの名店

　「まつもとの来来憲」は、四日市とんてきの代表的なお店としてまず名前が挙がるお店。1977年創業の老舗です。看板メニューの「大とんてき」は、250グラムの国産豚肩ロースを柔らかく仕上げた一品で、コクのあるニンニクソースが強いパンチを加えます。その大きな見た目から、別名「グローブ焼き」とも呼ばれる地元の誇る名物です。

　お肉がたっぷり食べられる四日市とんてきの中でも、特にそのボリュームで知られるのが、とんかつ店「隆座（たかくら）」。ロース肉の量をシングル・セミダブル・ダブルから選べますが、シングルでもかなりの量があります。山のようにそびえたつ千切りキャベツも特徴で、「山かけとんてき定食」のようにさっぱりと食べられるメニューも用意されています。

　いわゆる町中華店の「一楽」でも、評価の高いとんてきがいただけます。同店の売りは甘辛い醤油ベースのソースで、ごはんやキャベツがもりもり進む味。食べやすく一口大にカットされたお肉や、四日市とんてきの中では比較的リーズナブルな価格帯もあいまって、初めての人でも入りやすいお店です。

　このほかにも「あさひ食堂」「とんとん食堂」「あたりや」「ちゃん 四日市店」「アサヒビアケラー 四日市」など、まだまだある四日市とんてきのうまい店。

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