自動車の購入に関する情報・サービスを提供するメディア「MOTA（モータ）」では、新車や中古車の最新の人気車種ランキングを、ボディタイプやメーカー別に紹介しています。今回はその中から、「クーペの新車の人気車種ランキング」（2022年12月9日時点）のランキング上位の結果を見てみましょう。

第2位：日産 フェアレディZ

　第2位は「日産 フェアレディZ」でした。日産が展開するクーペタイプのスポーツカーで、GT-Rと並ぶ人気を誇る日産の代名詞的な一台。初代が登場したのは1969年で、半世紀を超える歴史の中で2022年時点までに7代を数えます。

　初代は美しくも力強いスタイリング、高い居住性、快適な走行性能など、すべてにおいてハイレベルな一台で、リリース当時、スポーツカーとしては異例の売り上げを記録。世界に衝撃を与えました。その後、Tバールーフが特徴の2代目、直6モデルからV6モデルへ進化を果たした3代目など歴史を重ね、2020年に7代目を発表。往年のファンには嬉しい歴代モデルへのリスペクトにあふれるボディなど、より魅力たっぷりの一台となっています。

第1位：日産 GT-R

　第1位は「日産 GT-R」でした。“誰でも、どこでも、いつでも”スポーツカーの走りを楽しめることをめざし、2007年に誕生。日産のスポーツモデルで、同社の象徴だった「スカイラインGT-R」の後継車種として注目されました。シリーズとしてはスカイラインから独立し、パーツは細部に至るまでモデル専用として開発。エンジンには3.8L V型6気筒ツインターボを搭載し、その性能の高さは世界を驚かせました。

　その後、何度かのモデルチェンジを経て、2021年4月に2022年モデル「GT-R NISMO」が発表されました。より進化した操作性や静粛性を実現し、エンジンに貼り付けられる“匠”のプレートも専用カラーとなるなど、新たな魅力が追加されました。

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