ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、京都に複数回行ったことがある人に対して「京都で一度は訪れてほしい『お寺・神社』」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　国内外問わず多くの人が訪れる京都には、長い歴史を感じる魅力的なお寺や神社がたくさんあります。そのなかで、「一度は訪れてほしい」と思われているのはどこだったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。

第2位：金閣寺

　第2位は「金閣寺」。正式名称は「鹿苑寺」ですが、舎利殿の「金閣」の優美な姿がよく知られていることから、「金閣寺」の名で浸透しています。

　元々は足利義満の別邸として作られましたが、義満の死後にお寺となりました。「金閣」を中心とした庭園と建築は、極楽浄土を表現したといわれるもの。3層構造の金閣はそれぞれの層で造りが異なっており、室町時代を代表する建築物としても知られます。1950年の放火事件により金閣は焼失してしまいますが、後に再建。1994年には、ユネスコの世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産として登録されました。

第1位：清水寺

　第1位は「清水寺」でした。世界文化遺産「古都京都の文化財」を構成する文化財の一つでもある清水寺は、抜群の知名度を誇るお寺です。

　清水寺が創建されたのは778年のことで、古くから多くの人が参詣を楽しんでいたと言われています。長い歴史のなかでたびたび火災による伽藍の焼失に見舞われてきたものの、そのたびに再建が行われており、現在の本堂は1633年に再建されたものです。本堂の前面に広がる舞台は「清水の舞台」としてもおなじみで、その高さは約13メートル。京都を見渡せる風光明媚な場所として、高い人気を誇るスポットです。

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