【大河ドラマ】「麒麟がくる」登場人物人気ランキングTOP10! 1位は主人公・明智光秀!
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2021年2月7日、いよいよ最終回を迎える大河ドラマ「麒麟がくる」。ねとらぼ調査隊では、2021年2月1日から5日まで、「『麒麟がくる』で一番好きな登場人物は誰?」というアンケートを実施していました。
投票対象は、27人の登場人物。選択肢にない人物に投票したい場合は、「その他」に投票のうえ名前を教えてもらいました。今回の投票総数は2754票でした、ありがとうございます! それでは結果を見ていきましょう。
第10位:羽柴秀吉(藤吉郎)/佐々木蔵之介
第10位は「羽柴秀吉(藤吉郎)」。得票数は88票(全体の3.2%)でした。
農民から信長の家臣へと成り上がり、後には天下統一を果たした羽柴秀吉を演じたのは、佐々木蔵之介さん。信長陣営の同僚でありながら、光秀とは根本的に相容れない人生観、倫理観を持った人物として描かれます。乱高下するテンションやときどき口に出る本音にはどこか魅力的にも思える不気味さがあり、これがストーリー展開に何とも言えない緊張感をもたらしています。
第9位:正親町天皇/坂東玉三郎
第9位は「正親町天皇」。得票数は90票(全体の3.3%)でした。
時の帝・正親町天皇を演じたのは、歌舞伎役者の坂東玉三郎さん。信長の承認欲求を見透かして褒めたり、光秀を月見に誘い、桂男の故事にたとえて信長のことを語るなど、美しさと聡明さを兼ね備えた人物です。女形として活躍する坂東さんの所作もあいまって、本当に惚れ惚れしてしまいますよね。
第8位:松永久秀/吉田鋼太郎
第8位は「松永久秀」。得票数は112票(全体の4.1%)でした。
信長と敵対し、愛用の茶器に爆薬を詰めて城もろとも爆死した、という逸話の残る戦国きっての梟雄(きょうゆう)・松永久秀を演じたのは吉田鋼太郎さん。若かりし頃の光秀と堺で出会い鉄砲をプレゼントするなど、なにかと光秀のことを気に掛ける友人のような描かれ方をしていました。ストーリー上でも非常に重要な人物となっており、松永の壮絶な死と名器「平蜘蛛」をめぐる物語は、光秀の行く末を決める山場だったといえるでしょう。
第7位:近衛前久/本郷奏多
第7位は「近衛前久」。得票数は116票(全体の4.2%)でした。
姉のような存在の伊呂波太夫から「さき様」と呼ばれている近衛前久を演じたのは、本郷奏多さん。近衛家17代目当主として朝廷で関白を務めていましたが、後に失脚し各地を流浪していました。光秀に頼られることも多く、再登場時には普段と異なる衣装で鼓を打つ姿が印象的でしたよね。
第6位:細川藤孝(幽斎)/眞島秀和
第6位は「細川藤孝(幽斎)」。得票数は168票(全体の6.1%)でした。
若かりし頃の光秀と京で出会い、親友となる細川藤孝を演じたのは、眞島秀和さん。当初は幕府方の奉公衆でしたが、後には光秀と同じく信長の家臣となりました。最終話前の第43回では、「上様(信長)の行き過ぎをお止めする折は私も声をそろえて申し上げる覚悟!」と光秀に述べますが……本能寺の変ではどのような展開を迎えるのか、気になるところです。
第5位:斎藤道三(利政)/本木雅弘
第5位は「斎藤道三(利政)」。得票数は178票(全体の6.5%)でした。
権謀術数に長けた「美濃のマムシ」こと斎藤道三を演じたのは、精悍な風貌の本木雅弘さん。頭は切れるが平気で人を裏切り、利にさとく人心に疎いという、一筋縄でいかないキャラクターを見事に演じていました。第2話「道三の罠」では、娘婿であり美濃の守護であった土岐頼純を、自らがたてたお茶で毒殺。苦しみもがく頼純をよそに、「おもしろや」と平然と謳っている姿に思わず震えた人も多かったのではないでしょうか。
コメント欄では、「元々好きな斎藤道三でしたが、妖艶でピュアでダークな人物として創っていただき素晴らしい!」「恐ろしさ、美しさ、ちょっとお茶目な部分もあり、前半を盛り上げてくれました」「元木道三は気迫とカッコ良さを備えた道三だった」といった声がよせられていました。
第4位:織田信長/染谷将太
第4位は「織田信長」。得票数は187票(全体の6.8%)でした。
光秀の因縁の相手となる織田信長を演じたのは、染谷将太さん。今作の信長は「人に誉められたい」「誰かに認めてほしい」という承認欲求が前面に出た「不安定さ」と「危うさ」が常につきまといます。義理の弟・浅井長政の謀反に遭った時の、怒りや悲しみなど感情がないまぜになった唸り声は、まさに圧巻でした。
コメント欄では、「染谷信長の感情表現は凄いと思う」「今までにない、信長様が好きです」といった声があがっていました。また、ねとらぼ調査隊で行った「『大河ドラマの織田信長役』人気ランキング」でも4位にランクインしています。
第3位:足利義輝/向井理
第3位は「足利義輝」。得票数は201票(全体の7.3%)でした。
室町幕府の第13代将軍・足利義輝を演じたのは、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などでおなじみの向井理さんでした。麒麟がくるような泰平の世を築きたい、という志を誰よりも持っていたものの、最後には周囲から孤立してしまい命を落としてしまう姿は、とても切なかったですよね。
コメント欄では、「姿形・所作・声、全て美しく気品があり麗しい将軍」「本当に気高く気品があって、しぐさや悲しげな表情は向井理さんがぴったりでした」と、その佇まいに惚れ惚れしていた視聴者が多くいたようです。
第2位:帰蝶/川口春奈
第2位は「帰蝶」。得票数は357票(全体の13.0%)でした。
道三の娘で、後には信長の正室となった帰蝶。信長の良き相談役として、さまざまな助言やプロデュースを行っていたことから、SNS上では「帰蝶P(プロデューサー)」の愛称でも呼ばれていました。そんな帰蝶を演じたのは、川口春奈さん。最終話を目前に控えた第43回「闇に光る樹」で見せた、光秀の進む道を示したともいえる場面は、ぐっと引き込まれるものでした。
コメント欄では、「代役ながらさすがマムシの娘を演じきった」「役者の降板によって撮影が遅れ、急遽帰蝶役となった川口春奈こそ麒麟だろう」と、帰蝶を演じた川口春奈さんへの賛辞が送られていました。
第1位:明智光秀(十兵衛)/長谷川博己
そして第1位は「明智光秀(十兵衛)」! 得票数は786票(全体の28.5%)でした。
主人公・明智光秀を演じたのは、長谷川博己さん。光秀の知的な佇まいのなかにある勇猛さや頑固さを、見事に体現していました。作品内では多くの人から通称である「十兵衛」と呼ばれており、「誠実さ」を貫くキャラクターとして描かれています。その実直な性格からか、道三から室町幕府最後の将軍・足利義昭、さらに時の帝・正親町天皇まで、あらゆる人物から信頼を得ていました。
コメント欄では、「美濃時代から後半への十兵衛さまの円熟味が凄い! 貫禄があって美しい」「十兵衛は誠実な性格で穏やかな物腰だけど、言うことはちゃんと言う芯の強さもあって、とても素敵だと思う」「明智光秀のイメージを完全に変えたと思います」とその芯の強さを評価するコメントが多く見られました。
また「光秀ゆかりの地・福知山出身で、本当に毎回楽しみに観ています。 地元では光秀は以前から英雄で、この大河ドラマがきっかけでイメージが変わる事を願っています」と、ゆかりの地・福知山からの熱いエールも届いていました。
コメント欄で多かったのは……
コメント欄には、TOP10に入らなかった登場人物や、投票選択肢外の人物に対するコメントもいただいていました。そこで、いくつかのコメントを抜粋して紹介します。
「朝倉義景でしょ! ユースケ・サンタマリアさんはまり役! 郷土の俺も納得!」「私の中で家康さんは津川さんがダントツなのですが、風間さんの家康さんは新鮮で、家康さんはこんなふうに生きていたのかな、って」「我らが摂津晴門様が入ってないのはなぜですか? わーかーりーまーせーぬー」「斎藤高政! 最初は何とも思わなかったのですが、15話辺りから急激に引き込まれていきました」「朝倉景鏡をやられた手塚とおるさんの怪演が凄かった」
また、作品全体に対するコメントもいただいており、「ドラマの中では、何度も観て来た本能寺。こんなに起こって欲しくない、でも観てみたい! と思うのは初めてです」「個性があった大河であったと思う。太平記とはまた、ひと味違った目で見れました」といった声もありました。
いよいよ最終回で「本能寺の変」を迎える「麒麟がくる」。どのような結末を迎えるのか、本当に楽しみですね。投票に参加していただき、ありがとうございました!
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