大東建託は、九州・沖縄に住むに住む20歳以上の男女、6万3771人を対象に居住満足度調査を実施し、その結果を「いい部屋ネット 街の幸福度 自治体ランキング＜九州・沖縄版＞」として発表しました。

　「街の幸福度 自治体ランキング」は、回答者50人以上の自治体を対象とし、2019～2022年の回答を累積して集計しています。

　幸福度の判断基準は人それぞれですが、生活しやすい居住環境と幸福感には密接な関係があるのではないでしょうか。九州・沖縄で、幸せだと感じている居住者が多いエリアはどこだったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

（出典元：いい部屋ネット「街の幸福度 自治体ランキング＜九州・沖縄版＞」）

第2位：沖縄県中頭郡西原町

　第2位は「沖縄県中頭郡西原町」でした。那覇市や浦添市に隣接しており、都市部へのアクセスに優れている上に、自然も豊かで生活しやすい環境が整っている町です。町内には国の史跡に指定されている内間御殿や、県内唯一の国立大学である琉球大学をはじめ、教育施設も多いことから「文教のまち」を標榜しています。

　コメント欄には「住居の治安の良さ」「やりがいのある仕事があり、愛する家族がいる」と生活に満足している声が寄せられました。

第1位：沖縄県中頭郡北中城村

　第1位は「沖縄県中頭郡北中城村」でした。北中城村は沖縄本島の中部地区に位置する緑の豊かなエリア。世界遺産に認定された中城城跡や、国指定重要文化財の仲村家住宅など、歴史的遺産が多く残されています。

　厚生労働省の調査によると、2018年時点における女性の平均寿命は、北中城村が全国の市区町村で1位となり健康長寿村として知られています。移住・子育て支援制度が充実しており若い世帯の人口も多く、近年はおしゃれなカフェが増えてきました。また、ショッピングモール「イオンモール沖縄ライカム」もあり、休日には多くの観光客で賑わいます。美しい自然と利便性の調和が取れているところも、高い幸福度の要因となっていそうですね。

　居住者からのコメントには「不幸と思うことが思い当たらない」「おいしいものが食べられる」といった声が見られました。

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