「大河ドラマの豊臣秀吉役」人気ランキングTOP10! 1位は竹中直人さんに決定!【2021年最新投票結果】
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2021年1月4日から2月4日まで、ねとらぼ調査隊では「大河ドラマで一番好きな秀吉役は誰?」というアンケートを実施していました。
投票対象となったのは、これまでの大河ドラマで豊臣秀吉を演じた16人の俳優。皆様から頂いた投票数はなんと1万7198票! たくさんの投票と熱いコメントをありがとうございました。あなたの印象に残っている秀吉は、一体何位になったのでしょうか。それでは、結果を見ていきましょう。
第10位:佐々木蔵之介(麒麟がくる)
第10位は、「麒麟がくる」の佐々木蔵之介さんでした。得票数は297票(全体の1.7%)です。
2021年2月7日に最終回を迎えた59作目の「麒麟がくる」は、本能寺の変の首謀者としておなじみの明智光秀の生涯を描いた作品。この作品では、織田家の家臣として光秀とともにしんがりを務めたかと思えば、あるものを巡って腹の探り合いをしたりと、一筋縄ではいかない光秀の同僚として描かれていました。
コメントでは「一見ひょうきんでへりくだった外面の中に、計算し尽くされた怜悧な一面を浮き出させる演技は凄みがある」と演技力を評価する声や、身長が低かったとされている秀吉を身長182cmの佐々木さんが演じたことに対し「佐々木さんの演技力は背丈すら変えられるのかもしれません」といった声があがっていました。
第9位:岸谷五朗(江~姫たちの戦国~)
第9位は、「江~姫たちの戦国~」から岸谷五朗さんがランクイン。得票数は321票(全体の1.9%)でした。
2011年放送の50作目「江~姫たちの戦国~」は、浅井長政と織田信長の妹・市の子である浅井3姉妹の物語。秀吉を演じた岸谷五朗さんの精悍な風貌ながらも少しおちゃめな姿は、印象的でしたよね。コメントでも「岸谷五朗さんの秀吉は、最高に色っぽかった!」「利休に冷たくされて涙するのがかわいかった」といった声がよせられていました。
第8位:笹野高史(天地人)
第8位は、「天地人」の笹野高史さん。得票率は405票(全体の2.4%)でした。
2009年放送の48作目「天地人」は、「愛」の兜でおなじみの直江兼続を妻夫木聡さんが演じた作品で、秀吉役は笹野高史さんでした。信長に「はげねずみ」というあだ名で呼ばれていた、という逸話から「笹野さんは『はげねずみ』感が出ていた」といったコメントがよせられていました。
第7位:火野正平(国盗り物語)
第7位は、「国盗り物語」から火野正平さんがランクイン。得票率は661票(全体の3.8%)でした。
1973年放送の11作目「国盗り物語」は、斎藤道三と織田信長、明智光秀の生きざまを描いた物語で、火野正平さんは元気いっぱいで人懐っこい、「天下人・豊臣秀吉」となる前の「木下藤吉郎」を演じていました。
コメント欄でも「若年時代の秀吉と言えば火野正平さん」というイメージが強い方が多く、「秀吉というよりも藤吉郎のイメージの方が強い!」「晩年が描かれなかったこともあって火野正平さんが明るくて良い印象しかない」「女たらし、人たらし、それでいて出世欲があるという感じが一番出ていたのは火野正平さん」といったコメントがよせられていました。
第6位:勝新太郎(独眼竜正宗)
第6位は「独眼竜政宗」の勝新太郎さん。得票数は1067票(全体の6.2%)でした。
1987年放送の25作目「独眼竜政宗」は、渡辺謙さんが伊達政宗を演じ大ヒットした大河ドラマ。勝さんの秀吉は迫力抜群で、「初登場シーンでセリフもないのに圧倒された」「勝さんは『怖い秀吉』としてすごく印象に残ってます」「勝新太郎のラスボス感は半端なかった」とその威圧感にただただ圧倒された、という声が多くあがっていました。
なお、小田原で初めて政宗と秀吉が対面するシーンは、演者である渡辺さんと勝さんも初対面だったそうで、ピリピリとした緊張感がこちらにも伝わってくる名シーンですよね。
第5位:緒形拳(太閤記・黄金の日日)
第5位は「太閤記」と「黄金の日日」の2作で秀吉を演じた緒形拳さん。得票数は1653票(全体の9.6%)でした。
1965年放送の3作目「太閤記」では、快活で人懐っこい秀吉を演じた緒形拳さん。1978年放送の16作目「黄金の日日」では、堺の商人たちを糾弾する権力者として「太閤記」で信長を演じた高橋幸治さんとともに再登板し、大きな話題となりましたよね。
よせられたコメントはどれも熱く、「『黄金の日日』における緒形拳。前半期と後半期の際立った違いが素晴らしかった」「笑顔に中に陰があり、秀吉の美点でもあるバイタリティに満ち溢れた行動力が上手く表現されていた『緒形拳の秀吉』が特に印象深かった」「子供の頃に見た緒形拳さんの秀吉が強烈に残っています」といった声をたくさんいただきました。
第4位:小日向文世(真田丸)
第4位には、「真田丸」の小日向文世さんがランクイン。得票数は1755票(全体の10.2%)でした。
2016年放送の55作目「真田丸」では、見た目は愛嬌たっぷりで気さくに見えますが、よく見ると目の奥が笑っていない、どこかゾッとするような恐ろしさがある秀吉を小日向さんが演じました。
「えもいわれぬ愛嬌と底知れぬ怖さ。笑っているのに怜悧な瞳。実際にこんな人だったのかもしれないと思わせる説得力のある秀吉でした」「小日向さんの秀吉で、秀吉像が上書きされたイメージがある」といったコメントが多く、「実像に一番近い秀吉だったのではないか」という意見もみられました。
第3位:西田敏行(おんな太閤記)
3位は「おんな太閤記」の西田敏行さん。得票数は1889票(全体の11%)でした。
1981年放送の「おんな太閤記」は19作目の大河ドラマ。秀吉の妻・ねねの視点から戦国時代を描いた名作で、ねね役は佐久間良子さん、秀吉役を西田敏行さんが演じました。
西田敏行さんはインタビューで「権力を持った人間がどう変わっていくのか、秀吉の思いを具象化したい、心のありようを具体的に演じたいと取り組んだ作品でした」と語っており、コメントでも「おんな太閤記の前半のお調子者というか善人っぽいところと後半の子供の存在と権力に狂った酷薄な面とのギャップが凄かった」とそのギャップに驚かされた、という声があがっていました。
また、「やっぱり『おかか』と穏やかに呼ぶ西田さんの秀吉が印象深い」「西田さんのおかか、おかかとねねを呼ぶ優しい声が良かったです」と、ねねを呼ぶ「おかか」という声が印象に残っている人も多いようです。
第2位:香川照之(利家とまつ~加賀百万石物語~)
第2位は「利家とまつ」から香川照之さんがランクイン。得票率は1931票(全体の11.2%)でした。
2002年放送の「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」は、41作目の大河ドラマ。信長と秀吉に仕えた前田利家と、その妻・まつを中心とした物語で、利家と同じく信長に仕える秀吉は、唐沢寿明さん演じる利家の第一の親友として描かれていました。
「香川さん演じる秀吉が一番。秀吉の陰と陽を上手く表していたと思う」「香川さんは、成り上がりの百姓根性、成金根性のいやらしさ、それに至る過程がよく出ていて、しっくり」といったコメントなど、特に秀吉の「ダークさ」がうまく表現されていたとの声が多くよせられました。
第1位:竹中直人(秀吉・軍師官兵衛)
そして第1位は「秀吉」と「軍師官兵衛」で秀吉を演じた竹中直人さん! なんと投票数は6562票(全体の38.2%)という圧倒的な結果となりました。
1996年放送の35作目「秀吉」では「心配御無用!」の決め台詞に代表されるような、明るくエネルギッシュな秀吉を、そして2014年放送の53作目「軍師官兵衛」では晩年の狂気じみていく秀吉を演じていました。
竹中さんの秀吉に関するコメントも多く、「竹中直人の秀吉はまさしく『さる』こと木下藤吉郎そのもの」「やはり秀吉は竹中直人。百姓から天下人まで演じられる唯一無二の人」「大河の秀吉と言えば竹中直人さんのイメージ」と、秀吉といえばやっぱり竹中さん、というイメージを持っている人が多いことがうかがえます。
コメント欄では……
他にもコメント欄では、「若年期は竹中さん、中年期は蔵之介さん、壮年期は勝新さん、晩年期は小日向さんが良かったです」「木下藤吉郎までなら火野正平さん。豊臣秀吉の最期までなら竹中直人さんが一番だと思う」と年代別でベスト秀吉が異なる、という意見も。
また、「柄本明さん。決して容姿端麗でなく、出世していってもどこかに残る泥臭さやどことなく猿に見えるメイク。お見事でした」「武田鉄矢が一番似合っていると思いました」といった、惜しくもTOP10に入らなかった人へのコメントもいただきました。ご投票、ありがとうございました!
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