大東建託は、熊本県に住む20歳以上の男女、6724人を対象に居住満足度調査を実施し、その結果を「いい部屋ネット 街の幸福度 自治体ランキング〈熊本県版〉」として発表しました。

　「住み続けたい自治体ランキング」は、回答者50人以上の自治体を対象とし、2019～22年の回答を累積して集計しています。実際に熊本県に住んでいる人たちから、最も「このまま住み続けたい」と思われているのはどの街だったのでしょうか。早速ランキングを見てみましょう。

（出典元：いい部屋ネット「街の幸福度 自治体ランキング〈熊本県版〉」）

「熊本県の幸福度が高い自治体」ランキングTOP11！

第2位：熊本市東区

　第2位には、熊本市の東部に位置する「熊本市東区」がランクインしました！　人口約19万人と、熊本市にある5つの区の中では最も人口の多い街。区の大部分に住宅地が集まり、農業や酪農が盛んに行われています。

　街はスーパーやコンビニエンスストア、ディスカウントストアなどの商業施設が徒歩圏内にそろっています。また医療機関、学校や福祉施設なども多く、都会の姿を見せる一方で、北には託麻三山、南には江津湖の自然が広がり、都市の利便性と自然とが調和した住環境に優れた街並みです。鉄道は北部区境付近をJR豊肥本線、西側を熊本市電健軍線が通過。九州自動車道の「熊本IC」や阿蘇方面に向かう国体道路、国道57号東バイパスがあり、区外の東には「阿蘇くまもと空港」もある、交通アクセスに恵まれた区でもあります。

　居住者コメントには「持ち家を建てて楽しく暮らしている」「家族が仲良く、仕事があり、家がある」「特に大きな不自由もなく暮らせている」といった声が上がりました。経済的にある程度安定している様子がうかがえ、幸福度の高さもうなずける結果です。

第1位：菊池郡菊陽町

　そして第1位は、県都・熊本市の北東部に位置する「菊池郡菊陽町」でした！　熊本市のベッドタウンとして栄え、全国でも有数の人口増加率を誇る地域です。阿蘇くまもと空港や熊本ICに近く、JR豊肥本線の複数の駅を利用できます。JR豊肥本線であれば熊本市中心部まで約20分、バスであれば約30分で移動可能です。

　街は自然豊かな公園、温泉施設や地元野菜の直売所に加え、大規模な商業施設や医療機関が充実。特に大型ショッピングセンター「ゆめタウン光の森」がある住宅団地「光の森」は活気に満ち溢れています。また、菊陽町を本社とする企業も数多く集まっていることから、働きながら生活しやすい環境でもあります。18歳までの子ども医療費助成（無償化）や保育・教育施設の充実のほか、防犯カメラの設置や防災拠点の整備に取り組むなど、街全体の環境改善にも力を入れています。

　居住者コメントには「美味しいものを食べたり飲んだり、いいお店を見つけられる」「日々滞りなく暮らせている」「家族ともども健康である」といった声が上がりました。全ての世代が住みやすい安全・安心なまちづくりが居住者の幸福度につながっているようです。

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