毎週火曜日の夜9時に放送される「フジテレビ火9ドラマ」。1962年以降、高視聴率を記録する数々の名作が放送されてきました。2021年には、フジテレビの月曜10時枠へと移行しましたね。

　ねとらぼ調査隊では、2022年12月26日から翌年1月2日にかけて「2010年以降の『フジテレビ火9ドラマ』で好きな作品はなに？」というアンケートを実施しました。

　今回の調査では、計1448票が集まりました。ご投票ありがとうございます！　それではランキング上位の結果を見ていきましょう。

2010年以降の「フジテレビ火9ドラマ」で好きな作品ランキング

第2位：ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜

　第2位は、190票を獲得した2014年放送の「ビター・ブラッド～最悪で最強の親子刑事～」でした。本作は雫井脩介さんの小説を原作とし、佐藤健さんのフジテレビ連続ドラマ初主演作です。

　若手刑事の佐原夏輝（佐藤健さん）は上司の命令で、少年時代より離れて暮らしていた父親・島尾明村（渡部篤郎さん）とバディを組むことに。シリアスな刑事ドラマの中に、思わず吹き出してしまうような笑いの要素が練り込まれています。ドラマを見れば、佐藤健さんの高い運動能力や瞬発力に圧倒されるでしょう。また当時高校1年生だった広瀬すずさんが、佐原夏輝の妹・忍役で出演しています。

　ネットでは、「『ビター・ブラッド』 の佐藤健さんは少し気弱だけど、しっかり者で強くて友達になりたいです」「佐藤健さんの可愛さ、渡部篤郎さんのかっこよさ、その他おじさま達の愉快さを楽しめるドラマ」といった声が聞かれました。

第1位：TWO WEEKS

　第1位は、1040票を獲得した2019年放送の「TWO WEEKS」です。本作は韓国の同名作品をリメイクしたもの。俳優の三浦春馬さんが、白血病の娘を救うために悪の手から逃れるという難しい役を演じています。

　主人公の結城大地（三浦春馬さん）は、かつての恋人が自分との子どもを出産し、8歳になる娘が白血病で闘病中であることを知ります。結城は2週間後に控えた娘の骨髄移植手術のため、自らがドナーになることを決意。しかし、ある人物の殺害容疑をかけられてしまい、施術日まで逃げ続けなければならなくなり……。

　長いこと芸能界で活躍し、屈託のない笑顔で多くの人の心を掴み続けた三浦春馬さん。複雑なキャラクター設定でありながら、切迫感のあるサスペンスドラマでは見事な演技を見せてくれました。投票してくれた人からは、「父親の自覚を持つ演技が秀逸な三浦春馬くん、稀有な役者ですね」「大人の魅力満載の春馬くんが素敵です」といったコメントが寄せられています。

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