大東建託は、全国の大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街に住む18万6426人を対象とした居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022」として発表しました。

　本記事では、調査結果の中から「防災」の因子別ランキングを紹介します。なお、ランキングは2019～2022年の回答を累積し、回答者が50人以上いた自治体を対象としたものです。

　防災面で魅力を感じている人が多い都道府県はどこだったのでしょうか。さっそくランキングを見てみましょう！

（出典元：いい部屋ねっと「街の住みここちランキング2022」都道府県ランキング＜全国版・防災＞ ）

「防災面の評価が高い都道府県」ランキングTOP20

第2位：奈良県

　第2位は奈良県でした。近畿地方に位置する県で、北部はなだらかな地形が広がる一方、南部は紀伊山地の急峻な地形となっています。比較的に災害が少ない県と言われてきましたが、2011年に「平成23年紀伊半島大水害」、2017年には「平成30年7月豪雨」が発生。今後の大きな災害にそなえて地域防災計画「奈良県緊急防災大綱」が作成されました。ハザードマップや緊急時の行動指針など、分かりやすい防災要綱は居住者にとっても安心できるポイントですね。

第1位：群馬県

　第1位は群馬県でした。災害対策基本法第40条に基づいた「群馬県地域防災計画」を定めており、気象警報や被害が出た場合の対応や避難誘導、罹災証明書の発行などの手順が記載されています。いざという時のために防災計画が細かく定まっているのは安心ですね。居住者からも高く評価されているようです。

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