大東建託は、64万6245人を対象とした過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022＜全国版＞」として発表しました。

　本記事では、その中の因子別ランキングから「行政サービスが良い自治体」のランキングを紹介します。なお、このランキングは2019年～2022年の回答を累積し、回答者が50人以上の自治体を対象としたものです。

　行政サービスが良いと感じている居住者が多いのは、どの自治体だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

（出典元：いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022　自治体ランキング＜全国版・行政サービス＞）

「行政サービスが良い自治体」ランキング

第2位：駿東郡長泉町（静岡県）

　第2位にランクインしたのは、「静岡県駿東郡長泉町」です。

　静岡県東部に位置している町で、新幹線や高速道路を使えば東京にも移動しやすいのが魅力。利便性が高い町ながら自然も豊富で、バランスのいい生活をおくることができます。

　「ちょうどいいが いちばんいい Nagaizumi」というメッセージのもと町づくりを行い、常に住民に寄り添ったサービスを提供。町では健康アプリの導入や「健康公園」を整備するなど、住民の健康的な生活を推進しています。さらに、「健康長寿世界一」を目指し、ファルマバレープロジェクトに参加。県立静岡がんセンターとファルマバレーセンターの共催による「静岡がんセンター発信 タウンミーティング」を開催しています。

第1位：長久手市（愛知県）

　第1位に輝いたのは、「愛知県長久手市」でした。2020年に行われた国勢調査では、住民の平均年齢が40.2歳の「日本一若いまち」として注目を集めました。名古屋市のベッドタウンとして人気で、「イオンモール長久手」など商業施設が多いのも魅力です。

　市では「子ども医療費助成制度」の実施や、出産祝いとして県の木材を使用した木のおもちゃやお椀セットをプレゼントするなど、子育て世代への支援も充実しています。また、「子育て支援アプリ」を導入して、イベント情報など最新の地域情報を配信しています。

　市内には教育機関も認可保育園から大学までそろっており、子育て・教育環境が充実している街と言えるでしょう。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！