転職・求人サイトdodaは2022年の「平均年収ランキング（生涯年収・生涯賃金）」をもとに、ビジネスパーソン（サラリーマン）の生涯年収（生涯賃金）を職種・業種別に発表しました。

　本記事ではその中から、「業種」別のランキングを紹介します。10の業種分類中、最も生涯年収が高いのはどの業種だったのか、早速ランキングを見ていきましょう！

（出典：doda「平均年収ランキング（生涯年収・生涯賃金）【最新版】」）

「生涯年収が高い業種」ランキングTOP10！

第2位：IT／通信

　第2位には「IT／通信」がランクイン！　前年3位から、今回は「金融」と順位が逆転し2位に輝きました。生涯年収は2億5330万円で、男女別に見ると男性2億6854万円、女性2億307万円でした。他業種よりも男女の生涯年収差が比較的小さい点に特徴があります。

　情報システムを企画・開発・販売したり、通信システムを支えたりするのがIT／通信業種。特にITは近年急成長を遂げた業種で、その勢いは衰えることなく発展し続けているため、将来性も高く人気を集めています。「知識や技術が豊富であれば評価され、年収も上がる」という実力主義の風潮があり、スキルによっては年収が1000万円を上回っていることも珍しくありません。

第1位：総合商社

　そして第1位は「総合商社」。生涯年収は2億8478万円でした！　前年よりも生涯年収が2212万円アップし、男女別の生涯年収を見ると、男性3億1233万円、女性1億9456万円となりました。

　総合商社は顧客や企業を相手にした輸出入代行や貿易事務、事業投資といったさまざまな事業を多角的に行う、日本独特の形態といわれています。基本的に在庫を持たないビジネスモデルであることや、営業担当者は海外赴任により手当が付くこと、他業種よりボーナスが高額な傾向にあることが生涯年収を引き上げる要因と考えられています。

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