ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の30代以下を対象に「主体性を伸ばせそうな国立大学は？」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　30代以下の若い世代から「主体性を伸ばせそう」と思われている国立大学は、どこだったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

【30代以下が選ぶ】「主体性を伸ばせそうな国立大学」ランキングTOP25

第2位：北海道大学

　第2位は「北海道大学」でした。

　北海道札幌市に本部を置く北海道大学は、1876年に設立された札幌農学校を起源とする基幹総合大学です。「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」を基本理念に掲げ、グローバルに活躍できる人材の育成に力を入れています。

　北海道大学では1年生は全員「総合教育部」へ配属されます。それぞれのカリキュラムに沿って共通の教養科目、基礎科目を重点的に学び、2年次以降に専門分野の学習に入るため、じっくりと学問と向き合うことができます。

　札幌農学校の初代教頭であるウィリアム・スミス・クラークの言葉「Boys, be ambitious.（少年よ、大志を抱け）」をモットーとしていることもあり、自然が豊かな北海道で伸び伸びと学べる環境が整っているため、意欲的な学生が多いイメージがあるのではないでしょうか。

第1位：京都大学

　第1位は「京都大学」でした。

　京都府京都市左京区に本部を置く京都大学は、1897年に設立された歴史のある国立大学です。屈指の難易度を誇る名門として知られており、何事も学生の自主性に任せるという「自由の学風」を掲げ、優れた研究者と高度な専門能力をもつ人材の育成を目的としています。

　どの学部でも国際高等教育院による「教養・共通教育」が行われ、幅広い分野の知識を学習します。「学部専門教育」も並行して行われ、学年とともに専門教育の占める割合が増えるようにカリキュラムが組まれています。専門教育は少人数制であるため、教員との対話で知識を深められることも魅力です。

　卒業生から8人のノーベル賞受賞者を輩出するなどの優れた実績を誇る大学だけに、主体性を伸ばしやすい環境が整っていると言えるでしょう。

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