お笑い芸人のビートたけしさん。お笑いのみならず、小説や映画など多彩な才能を発揮し、1989年に本名である「北野武」名義で映画監督デビュー。以降、精力的に映画制作に取り組み、「世界のキタノ」や「キタノブルー」などの異名を世界にとどろかせています。
そこで今回ねとらぼ調査隊では、「【北野武】監督作のNo.1映画を決めよう!」というアンケートを実施します。あなたが最も好きな作品を教えてください。まずは代表作3本を紹介します。
その男、凶暴につき
1989年公開の「その男、凶暴につき」は、北野武さんが初めて映画監督としてメガホンをとった記念すべき処女作。俳優陣の淡々とした演技やセリフ、そしてそれらとは対照的な生々しい暴力描写や当時としては実験的なカメラワークが話題を呼びました。
公開当時から名だたる監督や映画評論家から高く評価され、映画史に深くその名を刻みました。
HANA-BI
1998年公開の「HANA-BI」は、不器用な男性刑事の半生にスポットライトを当てた人間ドラマ。青みがかかった色彩や、青を強調した海や青空のシーンによって登場人物の複雑な心情を表しています。この演出は「キタノブルー」呼ばれ、ヨーロッパをはじめとする世界各国が注目。多くの映画ファンに衝撃を与えました。
第54回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を獲得しているほか、1997年に釜山映画祭で上映した際には、立ち見が出るほどの盛況だったそう。本作で主人公の友人である堀部役を演じた故・大杉漣さんの演技も見どころです。
アウトレイジ
2010年に公開された「アウトレイジ」は、暴力団の抗争を題材にしたバイオレンスアクション。従来の作品では、沈黙やカメラワークによって心の機微を表現していましたが、本作では作風を一変。暴力描写を得意とする北野武さんの新たな到達点となった作品です。
俳優のセリフ回しや掛け合いが際立ち、濃密な群像劇に仕上がっています。第63回カンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品され、国内外で賛否両論を巻き起こしました。日本でも大ヒットとなり、登場人物たちのその後を描いた「アウトレイジ ビヨンド」「アウトレイジ 最終章」とシリーズ作品も誕生しました。
まとめ
自らの人生経験を生かし、独創性に富んだ映画作品を生み出してきた北野武さん。その才能は、故・黒澤明監督やクエンティン・タランティーノ監督など、映画界の重鎮に認められています。
今回紹介した以外にも、狂気的なムードが全体的に漂う「ソナチネ」や久石譲さんの名曲「Summer」が印象的な「菊次郎の夏」など、数多くの傑作が存在しています。投票の際には、コメント欄にて映画の感想などもお待ちしています。それでは投票、よろしくお願いします!
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