電気自動車の先駆けとなる「日産リーフ」が登場するなど、日本の自動車業界に大きな変化が見られた2010年。そんな年に最も売れた自動車は何だったのでしょうか。今回は、ソニー損保の「あの時売れていた車は? 人気乗用車販売台数ランキング」を参考にしながら、2010年時点の乗用車の販売台数ランキングを紹介します。
第3位:ヴィッツ(トヨタ)
第3位はトヨタの「ヴィッツ」です。2010年の販売台数は12万2248台でした。3年連続で3位となりましたが、09年よりも販売台数は約4500台増えています。
当時のモデルは、2005年2月に発売された2代目ヴィッツです。スタイリングは初代からのキープコンセプトでしたが、シャシーを大幅に改良。これにより衝突安全性が向上するとともに、横幅を5ナンバーでは上限ギリギリの1695mmにしたため車内空間が広がりました。
第2位:フィット(ホンダ)
第2位はホンダの「フィット」です。2010年の販売台数は18万5439台でした。2年連続で第2位でしたが、09年に比べると販売台数は約2万8000台増えています。
当時のモデルは、フルモデルチェンジして2007年10月に発売された2代目フィットです。初代と同じく燃料タンクを前席の床下に設置する「センタータンクレイアウト」を採用。また、ボディサイズは横幅1695mm、ホイールベースは2500mmへ拡大されて車内空間はより快適になりましたが、最小回転半径は従来どおり4.7mと小回りの良さもキープしていました。
第1位:プリウス(トヨタ)
第1位はトヨタの「プリウス」で、2010年の販売台数は31万5669台でした。2年連続の1位になるとともに、これまで6代目カローラが保持していた歴代最高販売台数の30万8台(1990年)を追い抜いて、年間販売台数の新記録を樹立しました。
当時のモデルは、2009年5月に発売された3代目プリウスが主流です。2009年には「2009~2010年 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたこともある名車で、当時から時代のニーズに合致したハイブリッドカーとして高く評価されていました。
3代目モデルの特徴は、トライアングル・シルエットと5ドアハッチバックを継承しつつも、エンジン周りやハイブリッドシステムなどを刷新していること。これにより10・15モードでの燃費が38.0km/Lになり、2.4L車並みの動力性能を手に入れます。また、ソーラーパネル発電を使って車内を換気する「ソーラーベンチレーションシステム」もオプションで装備可能でした。
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