転職・求人サイトのdodaは、2021年9月から2022年8月までの間にdodaのサービスに登録した約56万人のうち正社員として働く女性を対象に、都道府県別に平均年収をまとめ、「女性の平均年収ランキング 都道府県別【最新版】」として発表しました。

　本記事ではその中から、「北海道・東北エリア」のランキングを紹介します。北海道・東北エリア（北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県）の中で最も平均年収が高いのはどの都道府県だったのか、早速ランキングを見ていきましょう！

（出典：doda「女性の平均年収ランキング 都道府県別【最新版】」）

【北海道・東北】「女性の平均年収が高い都道府県」ランキングTOP7！

第2位：北海道（313万円）

　第2位は「北海道」でした。北海道で働く女性の平均年収は313万円。男女合わせた全体の平均年収は369万円でした。

　自然環境に恵まれ、観光地として国内外から絶大な人気を誇る北海道は、観光業のほか、農業や漁業、環境エネルギー産業などがさかん。そんな北海道に本社を置く上場企業の中では、北海道電力や北洋銀行などが年収が高い傾向にあるようです。

　また2020年の国勢調査によると、北海道の女性の労働力率は2015年と比べてすべての年齢階級で上昇。また、女性の「正規の職員・従業員」は4万4810人増加しています。

第1位：宮城県（315万円）

　そして第1位は「宮城県」でした。宮城県で働く女性の平均年収は315万円で、第2位の北海道とは2万円の差があります。また男女合わせた全体の平均年収は、370万円でした。

　東北地方で唯一の政令指定都市・仙台市は人口も多く、観光客のほか近隣県から多数の買い物客も訪れます。そのため、卸売・小売業をはじめ、サービス業や建設業など、さまざまな業種の企業が進出。そんな宮城に本社を置く上場企業では、東北電力や七十七銀行などの年収が比較的高いようです。

　2020年の国勢調査によると、北海道と同様に女性の労働力率は2015年と比較してすべての年齢階級で上昇。女性の「正規の職員・従業員」は2万8589人増加しており、今後のさらなる年収アップにも期待したいですね。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！