人気番組「マツコの知らない世界」の過去放送回の中から、特に反響の大きかった内容を選んで紹介していく「特選！マツコの知らない世界」。今回お届けするのは、2019年1月8日放送の「カップラーメンの世界」です。

　この回のAI分析による視聴者の評価は「95.1％」がポジティブなものでした。それでは、放送内容と視聴者の反応を紹介していきます。

今回紹介した「マツコの知らない世界」はParaviで視聴できます

※状況により無料ではない可能性がございます。

30年以上毎日インスタントラーメンを食べ続ける人

　「カップラーメンの世界」を紹介するのは、30年以上毎日インスタントラーメンを食べ続ける大山即席斎さんです。放送当時、6年ぶり3回目の登場を果たした大山さんを見たマツコさんの第一声は、「こんな方だった？　もっとガチガチしてなかった？」というもの。

　Twitter上の視聴者は開始前から盛り上がっており、「カップラーメンのターンきた！」「カップラーメン、なんだかんだ麺づくりのしょうゆ味が好き」「最近のカップラーメンは本当にレベル高い」と、さまざまな反応がありました。

　さっそく大山さんは、年間で発売される新商品の数を紹介します。新商品の数は年間1500品。しかし、生き残るのはわずか3品という数字に多くの視聴者は反応。「生き残る新商品は3/1500」「年間で生き残るの3つしかないのね」といった声が見られました。

　さらにインスタントラーメンの歴史を紹介するコーナーでは、「ご当地」ラーメンから「ご当店」ラーメンへの移り変わりを紹介します。

あの人気カップラーメンをアレンジ

　続いてネットで話題のアレンジ料理が紹介され、辛口の人気カップラーメン「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」に納豆を入れると言われた際は、「ほんとに流行ってる？　2、3人が書き込んでるんだろ？」と、マツコさんは怪訝な顔をしながら試食。

　しかし予想外に美味しかったようで、「これは美味い！　みんなやれ」と、視聴者に薦めるようになっていました。これには「蒙古タンメンに納豆……」「合うのか……？」と困惑気味の人が多かったようです。

　また、青い外装が目に鮮やかな和風カップラーメン「和ラー（鶏の水炊き風）」をアレンジする際、登場したのは明太子入りのおにぎりでした。これに対し、下記のような会話が繰り広げられ、スタジオが盛り上がりました。

松：「えぇ？　明太子行く？」

大：「メーカーの方がいろいろなおにぎりを試してやったらしいんですよ」

松：「海苔のまま入れるの？」

大：「私は海苔を……(海苔を取る)」

松：「え？！」

　この会話にスタジオは笑いに包まれました。その後、マツコさんは「私も海苔を……」と、すでにスープに浸かった海苔を箸で取り上げ、再び笑いを生みました。

インスタントラーメンの歴史に昔の記憶がよみがえる

　大山さんは、誕生から60年が経ったインスタントラーメンの歴史を紐解きます。日清食品が発売する代表的なカップラーメンの歴史を紹介し、試食するコーナーでは、マツコさんと2人で無言でカップラーメンをすすりあう状況に……。これに対し「すっごいカップ麺食べたくなる」「孤独のグルメみたいな時間」「喋れよw」といった声が。

　大山さんは、定番商品が強い理由に関して、「青春の記憶」や「子ども時代の味の記憶」があるとします。これに対し、マツコさんだけでなくTwitter上でも「中学の時カレーヌードルよくたべたなぁ。懐かしい」「確かに土曜日の昼って家族みんなでラーメン食ってたな」「私も土曜日小学校から帰って「女の60分」見ながら麺食べてたー！！」など、多くの賛同意見がありました。

まとめ

　身近な内容で視聴者も盛り上がった「カップラーメンの世界」。見ているだけでおなかが空いてくる、罪作りな回でもありました。

今回紹介した「マツコの知らない世界」はParaviで視聴できます

※状況により無料ではない可能性がございます。

調査概要

調査期間	2019年1月8日
調査対象	Twitter
調査件数	4038件（10%サンプリング）
調査キーワード	ハッシュタグ： #マツコの知らない世界
調査方法	対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考	実数に近づけるため件数を100%に補正