「SAKETIME」は、全国各地の日本酒との出会いを写真とテキストで記録しできるサービスです。サイトでは日々、多くの日本酒ファンが自分と日本酒の思い出を投稿し、その魅力を伝えています。
今回はそんな「SAKETIME」の協力のもと、「静岡県の日本酒」の人気ランキングを紹介します。なお、ランキングや評価点、口コミ数は2023年2月1日時点のものです。
(出典:SAKETIME「静岡の日本酒ランキング2023」)
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「静岡県の日本酒」人気ランキング
第2位:開運(土井酒造場)
第2位は「開運(土井酒造場)」でした。蔵元の土井家は、小笠郡小貫村で代々名主を務めた家柄で、酒造業を始めたのは1872年のこと。「開運」とは、地域の発展を願ってつけられた土地の名家ならではの銘柄です。
開運の評価を不動にしたのは、土井酒造場で40年にわたり酒造りを率いてきた、杜氏の故・波瀬正吉さん。日本四大杜氏のひとつ「能登杜氏」の四天王に数えられ、数々の賞を受けてきました。
本醸造から大吟醸まで、どれをとっても手ごろで美味しく飲めるのが大きな魅力。吟醸酒を目玉商品に掲げる蔵が多い中、土井酒造場では招福熊手のラベルを巻いた特別本醸造の「開運祝酒」が定番商品となっています。
第1位:磯自慢(磯自慢酒造)
第1位は「磯自慢(磯自慢酒造)」でした。磯自慢酒造は、港町の焼津で1830年に創業した酒蔵。老舗でありながら醸造蔵の内部はステンレス張りの冷蔵庫のようになっており、冷蔵・冷凍倉庫が並ぶ焼津で培われた技術が応用されています。
自社保存の酵母を用い、南アルプス由来の軟水で仕込んだ磯自慢は、さまざまなフルーツを思わせる華やかな吟醸香となめらかで奥深い味わいが持ち味。漁港に臨む蔵元だけあって、鮮魚との相性は抜群です。
近年ではワインのテロワールの考えを取り入れ、兵庫県加東市の3カ所の田んぼから穫れた酒米のみで造った酒の仕込みを開始。それぞれの田の所在地を名に冠したブルーボトルは、進化し続ける磯自慢の新たな代名詞として注目されています。
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