ジブリ史上最高の「渋いおじさんキャラ」ランキング! 「ユパ様」を上回る1位は?
老若男女に愛される「スタジオジブリ」の作品には、魅力的な「おじさんキャラクター」が多数登場します。主役の少年・少女たちが輝くのも、渋みのきいたおじさんキャラが脇を固めてこそ、なのです。
というわけで今回は、ジブリ作品の個性的なおじさんキャラたちを独断でランキングにしてみました。その数、総勢25人。ときには倒すべき敵であり、ときには心強い味方であり、主人公たちを導く師匠であり、そばで支える家族であり――あなたが一番好きなおじさんキャラは誰ですか?
第3位:月島靖也(耳をすませば)
第3位は『耳をすませば』に登場する「月島靖也」。名前だけ聞いてもぴんとこないかもしれませんが、「月島」の名字で分かる通り、主人公である月島雫の父親です。本業は郷土史家ですが、普段は図書館司書として働いています。
活動的で口数の多い妻とは対照的に、静かに雫を見守る温厚な父親ですが、雫が進路で悩んでいるときにはしっかりと彼女と向き合って話をします。「よし雫、自分の信じる通りやってごらん。 でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ?」という言葉に、彼の芯からの優しさが垣間見えます。
第2位:ユパ・ミラルダ(風の谷のナウシカ)
第2位は『風の谷のナウシカ』から、「ユパ・ミラルダ」。腐海辺境一と称される剣士ですが、争いを好まず、民からの人望も厚い人格者です。腐海の謎を解き明かすための旅を続けており、強さだけでなく深い教養も兼ね備えた人物。
帽子とマントが似合う渋さ極まった外見をしていますが、実は帽子の下には若々しいモヒカン頭が隠れており、絶妙なギャップがたまりません。原作である漫画版では、ある人物をかばって壮絶な最期を遂げるのも印象的。
第1位:ポルコ・ロッソ(紅の豚)
そして第1位に輝いたのは、「渋いジブリキャラ」と言えばこの人、『紅の豚』の「ポルコ・ロッソ」です。作中では多くは語られませんが、豚の姿になったのは自分自身に魔法をかけたため。アドリア海をかける飛行艇乗りとして、賞金稼ぎで生計を立てています。
口から飛び出す言葉がことごとく名言となってしまうポルコですが、中でも最も有名な「飛ばねえ豚はただの豚だ」を、「飛『べ』ない豚は~」と勘違いしている人が多いのが残念なところ。「飛べない豚」がただの豚なのは当たり前のことです。
これは自身の身を案じたマダム・ジーナへの返答で、「飛ぶことができるのに、『飛ばない』という選択をしてしまえば、自分はただの豚になってしまう」という彼自身の意思や覚悟を示した名台詞。声優を務めた森山周一郎さんが今年2月8日に亡くなり、ファンからは追悼の言葉が相次ぎました。
ジブリ作品を茶色く彩るおじさんキャラクターたちのTOP25ランキングは、次のページからご覧ください!
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