ボーカル・吉川晃司さんと、ギタリスト・布袋寅泰さんによる伝説的なロックユニット「COMPLEX」。テクノ風なサウンドとロックの力強さが融合したデジタル・ロックを展開し、絶大な人気を誇りました。本格的な活動期間は約2年と短いながらも、強烈な個性を持つ2人のアーティストが生み出した曲の数々は、今なお日本の音楽史に燦然（さんぜん）と輝いています。

　そこで、ねとらぼ調査隊では今年も「COMPLEXで一番好きな曲は？」というテーマでアンケートを実施します。果たしてどの楽曲が1位に選ばれるでしょうか。まずは、代表的な3曲を紹介します。

BE MY BABY

　1989年にリリースされた、COMPLEXの記念すべきファーストシングル。布袋さんのギターストローク、そして吉川さんの堂々とした歌声が印象的なナンバーです。キャッチーで開放感のあるサビとワイルドなギターサウンドが見事な化学反応を起こし、ユニットとしての実力を世に知らしめました。

恋をとめないで

　「恋をとめないで」は、1989年に制作されたファーストアルバム「COMPLEX」の収録曲のひとつ。野性的なロックサウンドとは一転、キラキラとしたギターのリフが印象的なポップチューンです。布袋さんのサウンドと吉川さんの華やかな歌声がマッチしたこの曲は、シングルカットはされていないものの、多くのファンに支持されています。

1990

　2枚目のシングルにして、COMPLEX最後のシングル曲となった「1990」。テクノチックなメロディーと歌詞が特徴的で、リリースされた1990年当時の世界情勢を基に作られたといわれています。作詞を担当した吉川さんは、国際社会の激動を歌詞に盛り込もうと、東ヨーロッパを2週間ほど旅したそうです。同年にCOMPLEXは無期限活動休止を発表し、彗星（すいせい）のごとく時代を駆け抜けました。

「COMPLEX」の曲で一番好きなのは？

　ここまで、COMPLEXの楽曲から3曲を紹介しました。活動休止から21年後の2011年には、東日本大震災復興チャリティーライブを開催して一夜限りの再結成を実現するなど、COMPLEXは今も多くの人に愛されています。

　なお、選択肢にはシングルおよびアルバム収録曲から計25曲を用意しています。もし、それ以外の楽曲に投票したいという場合は「その他」を選択の上、コメント欄に曲名と投票理由を記入してください。

　また、各楽曲の好きなところやリリース当時の思い出、COMPLEXの2人に対する熱い思いなども、ぜひコメント欄にお寄せください。皆さんの投票をお待ちしています！

参考

• COMPLEX（Wikipedia）
• BE MY BABY（Wikipedia）
• 1990（Wikipedia）