ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の技術職を対象に「卒業生のつながりが強いと思う大学は？」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　専門的な知識を要する技術職に携わる人から見て、「卒業生のつながりが強い」と選ばれたのは、どの大学だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。

【全国の技術職が選ぶ】「卒業生のつながりが強いと思う大学」ランキングTOP13

第2位：慶應義塾大学

　第2位は、「慶應義塾大学」でした。1858年に、「学問のすすめ」などで知られる福沢諭吉が開いた「蘭学塾」を前身とする慶應義塾大学。「実学」を重視した伝統的な教育方針を今も引き継いでいる、由緒ある大学です。

　「塾生」と呼ばれる学生たちは、卒業後も「塾員」としてのネットワークを築き、そのつながりの強さは大学の特色のひとつとして数えられています。約39万人の塾員たちは日本だけでなく海外でも活躍しており、技術職の人がその連帯感の強さを感じる機会も多いのかもしれません。

第1位：東京大学

　第1位は、「東京大学」でした。東京大学は1868年に「東京開成学校」と「東京医学校」を合併し創設された大学です。日本有数の難関大学として有名で、毎年多くの学生が入学し、そして卒業後はさまざまな分野で活躍しています。

　卒業生同士のネットワーク構築にも積極的に取り組んでいます。2022年には東京大学の専門分野に関連する講演と卒業生同士の交流の場である「次世代型ネットワーク ビジネスリーダーの集い」を開始しています。また、「体験活動プログラム」など、卒業生が在学生を支援する仕組みもあり、卒業生と卒業生、卒業生と在学生のつながりが強くなる土壌が整っているようです。

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