ねとらぼ調査隊では、2023年1月23日から2月4日までの間「『新幹線』の車両であなたが一番好きなのは？」というアンケートを実施していました。

　JR各社が運行している「新幹線」。1964年に開業して以降、生活を豊かにしてくれる乗り物として多くの人に親しまれてきました。2022年には、N700S（かもめ）で運転される西九州新幹線が開業し大きな話題になりましたね。

　今回の投票では832票もの投票をいただきました。ありがとうございます！　早速結果を見ていきましょう。

「新幹線の車両」人気ランキング

第2位：100系

　第2位は「100系」。得票数は131票で、得票率は15.7％でした。

　新幹線「0系」の本格的なモデルチェンジ車両として、1985年に営業運転を開始した100系。その大きな特徴は、新幹線初の2階建て車両が組み込まれていた点です。2階建て車両の1階には普通車指定席、2階にはグリーン席と食堂を設け、食堂車は少しリッチな気分を楽しめるとして、1980年代後期にサラリーマンを中心に人気を博していました。

　そのほか、FMラジオを聴ける環境の整備や、ニュースが流れる電光掲示板の設置など、車内サービスの拡充により新幹線のイメージが向上するきっかけとなりました。2012年にはファンに惜しまれつつ定期運用を終了したものの、100系の活躍は多くの人の記憶に残っていることでしょう。

第1位：500系

　第1位となったのは「500系」。得票数は317票で、得票率は38.1％でした。

　1997年3月のダイヤ改正でデビューした500系は、JR西日本が航空機に対抗すべく、今まで以上の高速化を目指して単独で開発した新幹線車両。JR西日本のイメージカラーである青色を基調にしたカラーリングとともに、流線形のフォルムが目を引く、独特なフォルムが印象的です。

　コメントでは「スタイリッシュでかっこいい」「幼い頃DVDで見て500系にひとめぼれしました。いつか本物に会ってみたい！」という声も寄せられ、今回の投票でも抜群の人気を誇っていました。

　後継車両「N700系」の登場によって「のぞみ号」としての運行はなくなりましたが、2023年現在も山陽新幹線の「こだま号」として運行されている500系。「新世紀エヴァンゲリオン」や「ハローキティ」とのコラボ車両も運行されるなど注目される機会も多く、いまでも根強い人気を誇る車両といえるでしょう。

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