海に囲まれた島国の日本にはさまざまな島が属しています。島に根付いた独自の文化に触れたり、美しい景色に出会ったりと、島での観光を楽しんだことがある人は多いはずです。

　日本で最も人口が多く、首都機能の集まる東京都にも、25カ所以上の島が存在します。島によって文化や気候、面積の広さに違いがあり、個性に富んでいます。

　そこで今回ねとらぼ調査隊では、国土地理院の資料をもとに「東京都の島面積」のランキングを紹介します。まずはランキング上位から見ていきましょう。

出典：令和4年 全国都道府県市区町村別面積調（国土地理院）

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東京都の島面積ランキング

第2位：八丈島（69.11平方キロメートル）

　第2位は「八丈島」でした。2022年10月時点での面積は69.11平方キロメートルと、JR山手線の内側の面積とほぼ同じです。

　東京南方の海上287キロメートルほどに位置し、羽田空港から飛行機で約50分、竹芝客船ターミナルから大型客船（夜行）にて最短10時間20分で到着します。太平洋に連なる伊豆諸島に属し、他の島とはヘリコプターで接続されています。

　島の北西部にある八丈富士、南東部に位置する三原山が接合した、ひょうたんのような形をした島です。日常を忘れさせるような、豊かな自然にあふれた風景が広がっています。富士火山帯に属する火山島で、八丈富士の山頂には、直径400メートル・深さ50メートルの陥没した火口があります。その火口を一周するお鉢めぐりを中心に、雄大な海と豊かな自然を眺めながら、トレッキングと温泉を楽しむことができます。

第1位：大島（90.73平方キロメートル）

　第1位は「大島」でした。2022年10月時点での面積は90.73平方キロメートルです。

　八丈島と同じく伊豆諸島に位置しますが、東京から非常に近く、高速ジェット船を使えば竹芝客船ターミナルから最短1時間45分で到着します。東京だけでなく、静岡の熱海や伊東、神奈川の久里浜からも高速ジェット船でアクセスが可能です。

　大島は火山島であり、島の中心にカルデラ式火山の三原山が位置します。山頂付近には、裏砂漠と呼ばれる日本唯一の砂漠地帯が存在します。火山島ならではのダイナミックな自然をハイキングやサイクリングで楽しめます。また、火山のしくみをより知るために火山博物館を訪れるのも良いでしょう。さらに島の各地に海水浴場が点在するため、海水浴スポットとしても人気です。

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