長崎県の島面積ランキングTOP20! 第1位は「対馬」【2022年調査】
日本海や太平洋など、さまざまな海に囲まれた島国の日本。日本列島には大小さまざまな島が存在します。今もなお人々の暮らす有人島もあれば、無人島もあります。都会にはない豊かな自然を求めて、はるばる観光に訪れたことがある人もいるのではないでしょうか。なかでも、九州の北西端に位置する長崎県は日本で最も島の多い地域です。島によって独特の文化が育まれているほか、面積の広さにも差があります。
そこで今回ねとらぼ調査隊では、国土地理院の資料をもとに「長崎県の島面積TOP20」ランキングを紹介します! まずは、島面積の最も広かった2カ所の島から解説していきます。
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長崎県の島面積ランキング
第2位:福江島(326.36平方キロメートル)
第2位は、五島市の「福江島」でした。2022年10月時点の面積は五島列島で最も広い、326.36平方キロメートルです。
長崎港から西へ約100キロメートル、鎖のようにつらなる五島列島に属する島のひとつです。長崎港からフェリーやジェット船を使うだけでなく、長崎空港や福岡空港から飛行機でのアクセスも可能となっています。
福江島はキリスト教との結びつきが非常に強く、島内には数多くの教会が建てられています。島の豊かな自然と調和した、美しい教会めぐりを楽しめるでしょう。なかでも堂崎協会は、1880年の禁教令の解除後に、五島最初の教会として設立された場所です。現在の建物は1908年に建てられたものですが、レンガ造りの外観は異国情緒たっぷりです。内部はキリスト教弾圧の歴史や資料を展示する資料館として一般公開されています。
第1位:対馬(695.74平方キロメートル)
第1位は、対馬市の「対馬」でした。2022年10月時点の面積は695.74平方キロメートルです。
九州本土の福岡までの距離は138キロメートルほどですが、韓国・釜山までは海を隔ててわずか49.5キロメートルという立地が特徴です。天気がよければ、対馬の最北端にある展望所から、釜山の港町が見えることもあります。
韓国や中国に近いという土地柄、古代から中国大陸や朝鮮半島とを結ぶ航路が存在し、交易や文化交流の歴史を持っています。遣唐使が始まった当時は、日本から対馬を経由して中国本土を目指していました。4〜7世紀半ばの大和政権時には、大陸からの侵略を防ぐため、朝鮮式の山城「金田城」を築いたことも。その城跡と見事な石塁は現在も残っており、国指定特別史跡や続日本100名城に指定されるほどのすばらしさです。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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