それまでカメラの主流であった一眼レフから、反射鏡を取り除いたことで小型軽量化を実現した「ミラーレス一眼カメラ」。2020年には、世界市場で一眼レフ機の出荷台数を逆転し、名実ともに主流のカメラとなりました。そんなミラーレス一眼ですが、2013年にソニーが世界初となる35mmフルサイズ機「α7」シリーズを発売して以降、各メーカーが次々と「フルサイズミラーレス一眼」をリリースしています。
そこで、ねとらぼ調査隊では「あなたが一番好きな『フルサイズミラーレス一眼カメラ』のメーカーはどこ?」というアンケートを実施します。あなたが「フルサイズ機を使うならこれ!」というメーカーをぜひ教えてください。ここでは、フルサイズミラーレス一眼カメラを製造している国内メーカーから、3社をピックアップして紹介します。
ソニー(FEマウント)
ソニーは、世界で初めて35mmフルサイズの映像素子を搭載したミラーレス一眼カメラ「α7」をリリース。同シリーズの成功により、ソニーは日本のカメラメーカーとしても大きく飛躍しました。
ラインアップは、スタンダードモデルの「α7」のほか、高い解像性能が魅力の「α7R」や動画撮影に特化した「α7S」、小型・軽量な「α7C」、連写性能に長けた「α9」の各シリーズに加え、2021年にはフラッグシップ機となる「α1」を発売。さらに2022年11月には、「α7R」の最新型となる「α7R V」も発表されました。
キヤノン(RFマウント)
日本のカメラ業界でトップシェアを誇るキヤノンは、2018年に同社初となる35mmフルサイズのミラーレス一眼カメラ「Canon EOS R」をリリースしました。イメージングシステムには「EOS Rシステム」を搭載し、同時に開発された「RFマウント」を採用しています。
現在は「EOS R」に加え、動画撮影の性能が強化された「EOS R5 C」や小型・軽量のミドルクラス「EOS RP」などをラインアップ。2023年4月には、「EOS R6 Mark II」の優れた基本性能を受け継ぎながら、小型・軽量化を行った「EOS R8」をリリース予定です。
ニコン(Zマウント)
ニコンといえば、長年キヤノンとともに“カメラ業界の二大巨頭”とうたわれてきた老舗。そのニコンも、2018年に同社初となるFXフォーマット(35mmフルサイズ)のミラーレス一眼カメラ「Nikon Z7」を発売しました。レンズマウントには、新たに開発した「Zマウント」を採用しています。
現在は高解像モデルである「Z7 II」や、高感度で連写にも優れた「Z6 II」、そして普及機である「Z5」がラインアップされています。さらに2021年12月には、縦位置グリップ一体型を採用したプロカメラマン向けフラッグシップモデル「Z9」がリリースされました。
「フルサイズミラーレス一眼カメラ」のメーカーで一番好きなのは?
ここまで、フルサイズのミラーレス一眼カメラを製造する主な国内メーカー3社を紹介しました。映像素子の性能を活かして高解像に長けた機種を販売するメーカーもあれば、プロの用途に適した機種や、動画配信に特化した機種を発売するメーカーなど、それぞれの特色がよく表れていますよね。
選択肢には上記3社に加え、パナソニックおよび同社と同じ「Lマウント」を採用したフルサイズミラーレス機を発売する「ライカ」「シグマ」も合わせた6社を用意しています。なお、今回のアンケートは「フルサイズミラーレス一眼」のメーカーであるため、フルサイズであってもミラーレス一眼を発売していない、逆にミラーレス一眼でもフルサイズ機を発売していないメーカーは含めていないのでご注意ください。
また、各メーカーの好きなところや、各カメラを使っていて優れていると感じる点、魅力的なところなどもぜひコメント欄にお寄せください。みなさんの投票をお待ちしています!
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