【全国学力テスト】「小学生の国語」の正答率が高い都道府県ランキング! 1位は「秋田県」【2022年調査】
毎年、小学校6年生と中学3年生は「全国学力・学習状況調査」を受け、必要な学力が身に付いているかどうかを確認します。2022年には、公立小学校に通う約96万の小学生が国語の試験を受けました。国語を通して学んだことは他の教科にも応用できますし、全ての土台となる大事な教科ですよね。
そこで今回は、国立教育政策研究所が発表している「令和4年度全国学力・学習状況調査」の資料から、「小学生の国語」の正答率が高い都道府県ランキングを紹介します。最も小学生の正答率が高かったのはどの都道府県だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
なお、各都道府県の平均正答率は公立小学校のみを対象としたデータで、小数点以下を四捨五入した数値となっています。
出典:令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料 【都道府県別】(国立教育政策研究所)
【全国学力テスト】「小学生の国語」の正答率が高い都道府県ランキング
第2位:石川県(70%)
第2位には「石川県」がランクイン。平均正答率は70%でした。石川県は、小学校における算数の平均正答率では全国1位、理科の平均正答率でも全国2位となっています。なお、国語を受験した小学生は8576人で、平均正答数は14問中9.8問でした。
そんな石川県など、本ランキングの上位となった都道府県では、学校が対話型授業を重視している傾向にあります。暗記に頼るのではなく対話型授業を拡充することで、問題の解答が「どうして」それになるのか、を考える思考力が身に付くため、記述式問題にも対応しやすくなるようですね。
第1位:秋田県(71%)
第1位は「秋田県」でした。平均正答率は71%となっています。秋田県は、小学校における理科の平均正答率でも全国第1位でした。公立小学校における国語の全国平均正答率は65.6%(14問中9.2問)であり、秋田県の人口はそれほど多いとはいえない中、生徒一人ひとりが確実に問題を正解している印象を受けます。
そんな秋田県の小学生の学力が特に高い要因の一つとしては、子どもの早寝早起きという習慣が徹底され、家庭での教育がしっかりしていることが挙げられます。小学生の頃から新聞や小説をよく読み、家族とのコミュニケーションを大切にすることで、大人になっても幅広い教養で物事を俯瞰できるようになるのかもしれません。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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