1954年（昭和29年）、世界の特撮史に残る映画「ゴジラ」の1作目が公開されました。そのわずか5カ月後、ゴジラシリーズの2作目となる「ゴジラの逆襲」が公開。以後、1975年（昭和50年）までに制作されたゴジラ映画は全部で15作あり、それらはまとめて「昭和ゴジラシリーズ」と呼ばれます。

　そこで今回は、そんな「昭和ゴジラシリーズ」に登場した個性豊かな怪獣たちに注目し、「あなたが好きな昭和ゴジラシリーズに登場する怪獣は？」というアンケートを実施します。あなたの心に残る、「昭和ゴジラシリーズ」の怪獣を教えてください！　まずは、タイトルにクレジットされた怪獣たちの中から、一部をピックアップして紹介します。

ゴジラ

　「ゴジラ」は、シリーズの主役怪獣であり、恐竜の生き残りが核実験の影響によって変化を遂げたとされる「怪獣王」です。戦車の砲弾やミサイルにも耐える強靭な皮膚を持ち、口から放つ放射火炎は自らを阻むものすべてを焼き尽くします。初めのころは「恐怖の怪獣」として描かれていましたが、シリーズが進むうちに人類の味方として戦うことも多くなりました。

モスラ（成虫・幼虫）

　1961年に公開された映画「モスラ」にて初登場を果たしたのが、巨大な蛾の怪獣である「モスラ」。ゴジラシリーズ4作目となる「モスラ対ゴジラ」にて、ゴジラと戦いを繰り広げました。成虫は黄色の猛毒鱗粉を出して相手を混乱させる技を得意とし、幼虫時は口から粘着性の糸を放ちます。モスラと心を通わせる妖精のような双子の「小美人」と、彼女たちが歌う「モスラの歌」も有名です。

ラドン

　「ラドン」は、プテラノドンの変異体とされる翼竜型の怪獣。1956年に公開された映画「空の大怪獣 ラドン」で初登場し、ゴジラシリーズでは「三大怪獣 地球最大の決戦」などに登場しました。高速での飛行能力を活かし、圧倒的なスピードで相手を翻弄します。飛行時に発生するソニックブームは地上の建物や乗り物を吹き飛ばしてしまうほど強力。ゴジラやモスラと協力して戦うことも多くありました。

キングギドラ

　「キングギドラ」は、シリーズ5作目の「三大怪獣 地球最大の決戦」で初登場した宇宙怪獣。3つの首に2本の尾、黄金の鱗、一対の巨大な翼という独特の姿をしており、稲妻のように放つ強力な引力光線が最大の武器です。多くのゴジラシリーズで地球侵略を目論む宇宙人と共に登場する「悪役怪獣」として知られており、ゴジラ最大のライバルともされています。

「昭和ゴジラシリーズ」で一番好きな怪獣はどれ？

　「昭和ゴジラ」シリーズに登場した主な怪獣をピックアップして紹介しました。もちろん、今回紹介した他にも昭和ゴジラシリーズにはさまざまな怪獣が登場しますよね。

　アンケートの選択肢には、計22体の怪獣をリストアップしました。もし選択肢にない昭和ゴジラシリーズの怪獣が好きな人は「その他」へ投票し、コメント欄に怪獣名を書き込んでください。好きな怪獣の好きなポイントや思い出といったコメントとともに、投票お待ちしています！