2023年2月12日から2月19日までの間、ねとらぼ調査隊では「東京23区で一番強そうな区は？」というアンケートを実施していました。

　各区には街並みやイメージに違いがあり、それぞれ特色があります。そんな23区同士がもし擬人化して戦った場合、強そうだと思われているのはどの区でしょうか？　今回のアンケートでは計575票の投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

【東京23区】一番強そうな区ランキング

第2位：大田区

　第2位は「大田区」でした。1947年に当時の大森区と蒲田区が合併し誕生した大田区。公式PRキャラは「はねぴょん」という、飛行機を被ったうさぎのような生き物です。はねぴょんは大田区の羽田空港の「はね」、そして観光スポットである桜の名所や銭湯などをぴょんぴょんと駆け巡ることがら命名されました。

　大田区は主に住宅地と工業地で構成されており、中小企業が数多く集まっていることが特徴。日本有数の高級住宅街である田園調布や、賑やかな下町や繁華街を内包する蒲田など、多様な地域性を持ち合わせています。

　日本経済によって必要不可欠な羽田空港がある点、そして61.86平方キロメートルと、東京23区最大の土地の広さであることが、強そうなイメージにつながったのかもしれません。また、中小企業が多いこともエネルギッシュさを感じさせます。

第1位：足立区

　第1位は「足立区」でした。得票率11.5％という支持を獲得して、今回のランキングを制しています。江戸時代に宿場として栄えた足立区。今でも昔ながらの下町の雰囲気が色濃く、西新井大師に代表される神社仏閣が数多く残されています。

　足立区では2007年に「アダチン」が公式PRキャラとして誕生。小型犬「狆」のようなフワフワした長い毛と垂れ耳が特徴でしたが、アダチンはその後区長にクビにされ、再就職先でも2度クビに……。その姿からゆるキャラならぬ“きつキャラ”として注目を集めました。

　またかつての足立区は犯罪発生率が比較的高い地域でしたが、その後区全体で防犯やより安心なまちづくりに取り組んでおり、治安が改善されてきています。コメントでは「ハングリー精神が強いので最強だと思う」いう声が寄せられました。苦難から立ち上がろうとする姿が「強そう」というイメージにつながったのかもしれませんね。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！