「もなか」はどうして漢字で「最中」と書くの? 詳しく解説

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 あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。テーマは「もなか」です。

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解説

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

 「もなか」を辞書で調べると、「もち米の粉を蒸して薄く伸ばし、型を用いてさまざまな形に焼いた2枚の皮を合わせ、なかにあんを詰めたもの」とされています。

 漢字では「最中」と書きますが、この言葉は平安時代の「拾遺和歌集」に登場しています。歌人であり学者の源順(みなもとのしたごう)が、お月見の宴で詠んだ句のなかに「最中」が出てくるそうです。

 その句は、「池の水面に映る月が美しいと感じるのは最中の月だから」という内容で、「最中」という言葉には「真っ盛り」という意味もあるそうです。「最中の月」とは、十五夜の月(中秋の名月)を指しているのだとか。

 お月見の宴の席では、丸くて白い餅菓子が出されました。それを見た公家たちが、その餅菓子を「最中の月」と名付けたと言われています。

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番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい
毎週月曜〜金曜 7:37 – 7:42番組HP
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・

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