ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住の男女を対象に「就職力が高そうな東京の私立大学は？」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　東京には、規模も歴史もさまざまな私立大学がたくさんあります。関東地方に住む男女から「就職力が高そう」と思われている大学は、どこの私立大学なのでしょうか。早速ランキングを見てみましょう。

【2023年2月28日17時10分 追記】記事初出時、慶應義塾大学の本部所在地が「東京都品川区三田」と記載しておりましたが、正しくは「東京都港区三田」でした。お詫びして訂正いたします。

【関東在住者が選ぶ】「就職力が高そうな東京の私立大学」ランキングTOP34

第2位：早稲田大学

　第2位は「早稲田大学」でした。早稲田大学は、大隈重信によって1882年に創立、1920年に大学が設置された日本でも歴史ある私立大学です。創立者である大隈重信は明治の代表的な政治家であり、イギリス流の政治経済学を中心とする大学をモデルに設計されていることから政治経済学部が看板学部となっています。そのため、政治経済学部を中心に政界・財界に多くの人材を輩出しているのをはじめとして、出版・新聞・文学などの分野でも多くの卒業生が活躍しています。

　卒業生の就職先データを見ると、国家公務員のみならず、多彩な業種の企業が並びますが、地方志向の強い人が多いといわれ、電気メーカーや電力等のインフラ系に伝統的に強い大学といわれています。

第1位：慶應義塾大学

　第1位は「慶應義塾大学」でした。慶應義塾大学は、福澤諭吉によって1858年創立、1920年に大学が設置された長い歴史を持つ私立大学。東京都港区三田に本部を置いていますが、学部によっては神奈川県の日吉や湘南藤沢のキャンパスで授業が行われています。

　医学部や薬学部から、文学部・商学部と幅広い分野の学部が設置されているだけあり、卒業後の進路もさまざまな業界への就職が見られます。ですが傾向としては総合商社のほか、金融業、特にメガバンクは昔から「慶應卒」が多いとされています。

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