全国の自治体と連携して地方移住を支援する「100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター」は、同センターの窓口相談者やセミナー参加者を対象に、地方移住に関するアンケートを実施。その結果を発表しました。

　今回はその中から、窓口相談者が選んだ「移住希望地」のランキングを紹介します。それでは結果を見てみましょう。

（出典元：2022年ふるさと回帰支援センター窓口相談者が選んだ移住希望地｜100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター）

「移住したい都道府県」人気ランキング

第2位：長野県

　第2位は「長野県」です。2021年の調査では4位でした。

　長野県は中部地方に位置し、南北に長く、山に囲まれた内陸県です。山間部の地形を生かした高原リゾート・山岳リゾートで有名。自然豊かな地域である上に、鉄道などの交通インフラも整っているため三大都市圏へのアクセスは良好です。

　長野県は県として「しあわせ信州」をキャッチフレーズに掲げ、住民の幸福度を高めるための取り組みを行っています。女性の平均寿命が全国1位、男性は全国2位という結果からも、住みやすそうな地域であることがわかりますよね。

第1位：静岡県

　第1位は「静岡県」です。2020年調査から3年連続の1位となりました。

　静岡県は中部地方、太平洋側に位置する県。2022年12月時点の人口は約360万人です。富士山や伊豆半島、浜名湖といった豊かな自然環境がある一方で、2020年における製造品出荷額は全国3位と、国の産業を支える工業地域でもあります。

　東京都や愛知県名古屋市といった、人口の集中する大きな都市部からほどよい距離に位置しており、新幹線などで他の都市へもアクセスしやすいことや、比較的温暖な気候であり過ごしやすいことも人気の理由かもしれません。

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