全国の自治体と連携して地方移住を支援する「100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター」は、窓口相談者やセミナー参加者を対象に、地方移住に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。

　今回はその中から、「40代男女の窓口相談者が選んだ移住希望地」のランキングを紹介します。コロナ禍でリモートワークが普及したことから働き方も大きく変わり、地方への移住を考えているという人も多いと思いますが、その中でも働き盛りでもあり、子育て真っ只中の家庭が多い40代から人気の移住希望地はどこなのでしょうか。ランキングを見てみましょう！

（出典元：2022年ふるさと回帰支援センター窓口相談者が選んだ移住希望地｜100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター）

【40代が選んだ】「移住希望地」人気ランキング

第2位：長野県

　第2位は「長野県」でした。海に面していない内陸県である長野県は、日本アルプスをはじめとした広大な山岳地帯を有しており、豊かな自然に恵まれています。また、軽井沢や上高地を筆頭とした高原リゾート・山岳リゾートも有名です。

　さらには、“東洋のスイス”とも呼ばれる「諏訪盆地」や、“日本のチロル”こと「下栗の里」、ドイツの同名観光街道にちなんだ“メルヘン街道”こと「国道299」号など、関連した別名を持つ地域も多くあり、欧州の山岳風景や異国情緒を感じさせる点も魅力となっています。

第1位：静岡県

　第1位は「静岡県」でした。北側は富士山や南アルプス、南側は駿河湾や遠州灘など、山と海に囲まれた静岡県は、豊かな自然と都市部とのバランスが取れているエリアです。また、東京・大阪・名古屋といった大都市ともほどよい距離にあり、新幹線などを利用することでアクセスも良好。そのような生活利便性の高さも魅力的です。

　そんな静岡県では、移住者を募るイベントや移住希望者向けのセミナー、窓口相談会なども数多く開催するなど、県が主体となって積極的に移住希望者をサポートしています。こうした理由もまた人気の高さにつながっているようですね。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！