「牡蠣好きな人が多い都市」ランキングTOP30! 第1位は「広島市」【2023年最新調査結果】
生食用のものを生のままで食べるのはもちろん、焼いても蒸してもおいしい牡蠣。牡蠣には大きく分けて岩牡蠣と真牡蠣の2種類があり、真牡蠣は12月から2月頃に、岩牡蠣は6月から9月にかけて旬を迎えます。真牡蠣は小ぶりで、スーパなどでむき身で売られていることが多いのに対して、岩牡蠣は4年から5年かけて育つため真牡蠣に比べて殻が大きく、殻付きのまま売られていることが多いのが特徴です。
そこで今回は総務省統計局の「家計調査」をもとに、牡蠣への支出金額が多い都市をランキングで紹介します。なお、この調査は2人以上の世帯を対象に、2020〜2022年の平均を算出したものです。
(出典:総務省統計局「家計調査」)
「牡蠣好きな人が多い都市」ランキング
第2位:高松市(1402円)
第2位は「高松市」でした。2020年から2022年までの平均支出金額は1402円です。
香川県では、県東部にある志度湾や多度津・詫間沖で牡蠣の養殖が盛んに行われています。香川県産の牡蠣は、成長が早く、濃厚な味が特徴。そのほか、広島県や岡山県などで採れた牡蠣も県内に広く流通しているのだとか。
また、県民の冬の風物詩として知られているのが、牟礼町原(現高松市)発祥の「牡蠣焼き」。海辺に点在する牡蠣小屋で、牡蠣を殻付きのまま焼いて食べます。そうした文化が根付いていることも、2位にランクインした理由かもしれませんね。
ちなみに、2022年の家計調査では、高松市の年間平均支出額は1805円で、1位となっています。
第1位:広島市(2260円)
第1位は「広島市」でした。2020年から2022年までの平均支出金額は、2260円です。
広島県の牡蠣は、広島湾北部を中心に養殖・生産されています。広島湾は、穏やかな地形や程よい塩分濃度、豊富なプランクトンなど、牡蠣が育つのに最適な環境がそろっていて、広島県の牡蠣の生産量は日本一。2020年の生産量は1万7358トンで、日本全体の62.5%を占めています。
近年では、夏に産卵しないブランド牡蠣「かき小町」が開発され、広島県では一年中おいしい牡蠣が楽しめます。市内には牡蠣を提供する飲食店も多く、1位につながったのではないでしょうか。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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