3月17日午前10時より、松屋は世界紀行シリーズ第2弾として、「カチャトーラ定食」(以下、カチャトーラ)の販売を開始しました。第1弾の「シュクメルリ鍋定食」(以下、シュクメルリ)は大きな話題となり、満を持しての第2弾販売に注目が集まっています。

　「カチャトーラ」とはイタリア語で「猟師風」を意味する伝統料理で、ジューシーな鶏もも肉と特製トマトソースを合わせ、ズッキーニやパプリカといった鮮やかな野菜とたっぷりのチーズを組み合わせた魅惑の1品です。

ネット上の反応

　SNS分析ツールを使用して「カチャトーラ」についてのツイートを解析しました。すると95.8％がポジティブな反応を示しており、評判は上々です。「トマトソース」「煮込み」など、じっくり煮込んだ旨味を示すワードが多数ヒットし、興味を引いたようです。

ネット上での盛り上がりは？

　ネット上では、発売日となる3月17日に大きな盛り上がりを見せました。この日は松屋公式アカウントからの告知ツイートやフォロー＆RTキャンペーンのツイートが発信され、多くの反応が集まっています。また3月22日には、同様にフォロー＆RTキャンペーンのリマインドツイートが公式からあり、ツイート数もぐっと増加しました。

事前アンケートの結果

　3月12日～18日まで、ねとらぼ調査隊独自に「松屋『カチャトーラ定食』への期待度は？」というアンケートを実施しました。その結果、「食べてみたい」が46.4%、「絶対食べる」が45.3%となり、期待度が高かったことが伺えます。

　アンケートの詳細は「シュクメルリを超えるか？　松屋の新作「カチャトーラ定食」への期待度は」をご覧ください。

ニンニク風味やトマトソース食欲をそそると高評価

　実際に食べた人たちの反応を見ると「めっちゃ旨いやん」など高評価が続々。特にチキンにニンニクとトマトソース、そしてチーズといった要素が絶対的という評価が多く「ゴロゴロ野菜と鶏肉にトマトとニンニク、チーズが効いたご飯に合う」と、間違いない組み合わせだという声が見られました。

　また、ズッキーニやパプリカ、オリーブなどの野菜もたっぷり入っているということで、上記の組み合わせとプラスして「これが嫌いな人がいるのだろうか」と絶賛する人も。また、野菜たっぷりな点は女性にも評価が高く「絶品でした」という声が寄せられました。

第1弾のシュクメルリと比べると……？

　今回のカチャトーラは世界紀行シリーズ第2弾ということで、第1弾のシュクメルリと比べる声も多かったです。これについては、ネット上で意見が二分しました。「シュクメルリより好き」という人は、やはりイタリアならではの食材の組み合わせに魅力を感じたようです。

　一方、「シュクメルリの方がおいしかった」「シュクメルリより惹かれない」という声も見られましたが、それでもカチャトーラを否定するわけではなく「うまし」など、好意的に評価する人が多かったです。

わずかに見られた否定意見では指摘される点がいろいろ

　データ上では否定的な意見は少数という結果になりましたが、その否定派の声を見てみると、単に「ハズレやな」と評する人がいる中、具体的にあげられた問題点は多岐に及びました。たとえば、ふんだんに効かせたニンニクの香りに関して「昼間からは臭いがキツイ」と、肯定派の人のお気に入りポイントが裏目に出ることがわかります。

　また、「トマトの味わいがもっと強ければよかった」と風味について言及する人や「鶏肉ゴロゴロで食べきれなかった」「鶏肉を減らして野菜多めの方がよかった」など、鶏肉の量に難色を示す人など、色々な指摘が見られました。

アンケート

調査概要

調査期間	2020年3月1日～3月24日
調査対象	Twitter
調査件数	21,429 件（10%サンプリング）
調査キーワード	カチャトーラ
調査方法	対象期間のTweetを「クチコミ＠係長」によるテキストマイニングにより分析
備考	実数に近づけるため件数を100%に補正