魚の生食文化が盛んな日本だけでなく、海外からの人気も高いお寿司。リーズナブルなチェーン店から本格派の個人店まで、さまざまなお寿司屋さんが日本中にあります。

　今回は、総務省統計局の「家計調査」による、寿司の購入金額の都市別ランキングベスト30を紹介します。同調査は2人以上の世帯を対象に、2020〜2022年の平均を算出したものです。ここでは上位の2都市からご紹介していきます。

出典：家計調査（総務省統計局）

「寿司好きな人が多い都市」ランキング

第2位：岐阜県岐阜市（1万9047円）

　第2位は、岐阜県の県庁所在地「岐阜市」です。岐阜市住民の寿司の年間購入金額は、1万9047円でした。

　岐阜県には、回転寿司チェーン店から本格派のお店まで、さまざまなおいしいお寿司屋さんが数多く存在しています。

　比較的リーズナブルでありながらネタがとても新鮮で、お寿司を一貫ずつ頼めるシステムの「一貫」、岐阜の銘米「龍の瞳」に赤酢を合わせたシャリと、新鮮なネタが絶妙にマッチするお寿司が堪能できる「鮨ひばり」、リーズナブルな価格ながらボリューム満点なランチメニューが用意されている「和み寿し」などが人気です。

第1位：石川県金沢市（2万614円）

　そして第1位は、石川県の県庁所在地「金沢市」です。金沢市住民の寿司の年間購入金額は、全国平均の1万3397円を大きく上回る、2万614円でした。市内にはお寿司屋さんが多く、さまざまな場所においしいお寿司が食べられるお店があります。

　お寿司のクオリティーが高いことから大人気で、新鮮なネタを匠（たくみ）の技で握ってくれる「鮨処 あさの川」や、金沢港や七尾港で朝に取れたばかりの新鮮な北陸の魚介を堪能できる「魚匠庵」、9月頃からしか食べることのできない「特製ダシ漬けいくら」が絶品な老舗店「本店 加賀 彌助」などが有名です。

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