いまや企業や自治体のイメージキャラクターなどにも採用されるほど、世間一般にも浸透してきているVTuberこと「バーチャルYouTuber」。国内のみならず、海外でも人気のVTuberも少なくありません。

　そこで今回は、ユーザーローカルの「VTuberランキング」から、海外も含めたVTuberの「ファン数（チャンネル登録者数）ランキング」を紹介します。いま最もファンの多いVTuberは誰なのでしょうか。2023年3月22日時点の結果を見ていきましょう！

（出典：ユーザーローカル「VTuber ランキング」）

「バーチャルYouTuber」ファン数ランキング

第2位：キズナアイ

　第2位には「キズナアイ」がランクイン。2023年3月22日時点のチャンネル登録者数は、約305万人となっています。2016年に誕生したキズナアイは、バーチャルYouTuber界における草分け的存在。自称・自律型の人工知能（AI）で、頭についている「リボンのような何か（ぴょこぴょこ）」がトレードマークです。

　2018年にはVTuberとして世界初の写真集を発売したり、テレビで冠番組をもったりするなど快進撃を続けたキズナアイ。2022年2月には無期限の活動休止を宣言しましたが、同ねん8月には彼女の声をもとにした音声合成ソフト「#kzn（キズナ）」のリリースに合わせ、各種SNSの運用再開が発表されました。

　また、2023年2月22日には、キズナアイと一緒に遊べるリズムゲーム「Kizuna AI – Touch the Beat! 」のPS5版も発売。Nintendo SwitchおよびPS4版は、4月27日のリリース予定です。さらに同年2月26日には、「#kzn」初のライブ「#kzn 1st live “play with me”」も開催されました。

第1位：がうる・ぐら

　そして第1位は、「がうる・ぐら」でした。2023年3月22日時点のチャンネル登録者数は約429万人となっています。英語圏を中心に活動を行う「ホロライブEnglish」に所属する、海外でも人気の高いVTuber。日本では「サメちゃん」の愛称でも親しまれています。

　「海底つまらんすぎてワロタ」と言ってやってきたアトランティスの末裔で、年齢は9000歳を超えているとのこと。サメをモチーフにしたデザインの服装とギザ歯が特徴です。初配信は2020年9月で、2022年6月にはVTuberとして初めてチャンネル登録者数400万人を突破しました。

　2023年2月8日には、東京都がタレントなど16人の著名人を観光大使に任命したと発表。その中には「がうる・ぐら」をはじめとするホロライブ所属のVTuber3名が選ばれ話題になりました。また、同年3月3日には、同じくホロライブ所属の「宝鐘マリン」や「兎田ぺこら」と共に、3Dモデルのお披露目動画も配信されました。

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