ねとらぼ調査隊では、3月11日から3月19日までの間、「『三谷幸喜』脚本のドラマで一番好きな作品はどれ？」というアンケートを実施していました。

　コメディードラマ「やっぱり猫が好き」の脚本を手がけたことからテレビドラマ界で注目されるようになった三谷幸喜さん。心温まる喜劇やシリアスな医療ものなど、幅広いジャンルの作品を誕生させてきた日本を代表する脚本家の一人です。2022年に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、三谷幸喜さんの圧倒的な構成力が光り、第70回菊池寛賞などの栄誉ある賞を受賞しました。

　今回の投票では三谷幸喜さんが脚本を手がけたドラマ26作品を選択肢に用意したところ、941票もの投票をいただきました。ありがとうございます。それでは、ランキングを紹介していきます。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

「三谷幸喜」脚本のドラマ人気ランキング

第2位：古畑任三郎シリーズ

　第2位は、「古畑任三郎」シリーズ。得票数は179票と、全体の19％の票を獲得しました。

　1994年から2006年にかけて断続的に放送された「古畑任三郎」シリーズ。第3シリーズが終了した後、スペシャルドラマが複数回にわたって制作されました。田村正和さん演じる主人公・古畑任三郎が、ひょうひょうとした態度をとりながらも、鋭い観察眼と巧みな話術で真犯人を追い詰めていくストーリー展開は痛快です。

　また、旬の人気俳優や伝統芸能の大御所だけでなく、メジャーリーグで活躍していたイチローさんが犯人役としてゲスト出演している放送回もあり、その顔ぶれは実に豪華です。

　2020年には朝日新聞で三谷さんが書いた小説バージョンの新作が連載されたため、また新たな古畑任三郎シリーズのドラマ化を期待している人も多いのではないでしょうか。

第1位：新選組！

　第1位は、「新選組！」。得票数は271票と、全体の28.8％の票を獲得しました。

　2004年に放送された第43作目のNHK大河ドラマ「新選組！」。三谷幸喜さんが初めて大河ドラマの脚本に挑戦し、大胆な発想を取り入れつつ、登場人物のキャラと人間模様を丁寧に描きました。

　物語の舞台は動乱の絶えない幕末。香取慎吾さん演じる近藤勇をはじめ、何者でもなかった青年たちが剣術と信念を持って新選組に入り、やがて歴史を動かす志士へと成長する青春群像劇です。香取慎吾さんのほか、山本耕史さんや藤原竜也さんなど、新選組の隊士と近い年齢の俳優が起用されて話題になりました。

　「脚本はもちろんのこと、キャスティングが素晴らしかった」「新選組ファンの自分にとって『新選組！』を上回る作品はありません。今でもセリフの一つ一つを覚えています」など、人気とクオリティーの高さを物語るコメントをいくつもいただきました。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！