「椎名林檎」のアルバムで一番好きなのは?【2023年版・人気投票実施中】
1998年にシングル「幸福論」でデビューを果たした椎名林檎さん。デビュー当時まだ19歳という若さだったにもかかわらず、すでに洗練された世界観をもち、異彩を放っていました。2003年、バンド「東京事変」を結成。それ以後バンド活動にも力を注ぎさらなる進化を遂げ、現在も日本を代表するシンガーソングライターの一人として活躍しています。
椎名林檎さんの音楽は、発表から年月が経過してもなお、ファンから愛され続けているものばかりです。そこで今回、「椎名林檎さんのアルバムで一番好きなのは?」というアンケートを実施します。これぞ椎名林檎さんの代表作と思うタイトルを教えてください。まずは、編集部がピックアップした3作を解説します。
無罪モラトリアム
1999年に発売された「無罪モラトリアム」は、椎名林檎さんのファーストアルバム。ヒットシングル「ここでキスして。」の他、デビューシングル表題曲「幸福論」のアルバムバージョン「幸福論(悦楽編)」を含む全11曲が収録されています。それらの曲は、椎名林檎さんが高校時代からデビュー前に書きためていたものも多く含むというから驚きです。
斬新なメロディーとともに、エロティシズムや破滅願望を写実的につづった歌詞が特徴的で、そこに力強いギター演奏と椎名林檎さんの圧倒的な歌唱力が加わった楽曲の数々。新人アーティストの作品とは思えないクオリティで、当時衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。
勝訴ストリップ
2000年に発売された「勝訴ストリップ」は、椎名林檎さんのセカンドアルバム。先行発売されたシングル「ギブス」「本能」、椎名林檎さん憧れの浅井健一さんがギターで参加した「罪と罰」など、初期の名曲の数々が収録されています。
現代人の心にも突き刺さる痛烈な言葉を操った全13曲は、7曲目の「罪と罰」を中心にシンメトリーに曲(タイトルの字数)が配置されるなど、椎名林檎さんのこだわりや思いが見事に表現されています。このアルバムはダブルミリオンのセールスを記録し、前作と合わせて、彼女のカリスマ的な人気が確立されることになった作品でもあります。
三毒史
「三毒史」は、椎名林檎さんがデビュー21周年を迎えた2019年5月27日に発売されました。三種類の煩悩「三毒」をテーマとし、現代社会で暮らす人々の感情を生々しく表現した意欲作です。音楽業界からも高い評価を得て、2020年の「第20回CDショップ大賞」で入賞しました。
収録曲は、コカ・コーラのCMソングに起用された「長く短い祭」などのタイアップ曲を含む全13曲。宮本浩次さん、櫻井敦司さん、向井秀徳さん、トータス松本さんなど、日本を代表するアーティストたちが参加しており、いずれも聞きごたえのある重厚な楽曲ばかりです。
あなたが一番好きな椎名林檎さんのアルバムは?
今回のアンケートでは、椎名林檎さんのスタジオアルバムとセルフカバーアルバムを選択肢に用意しました。あなたが大好きな1作に投票してください。また、好きなポイントなどのコメントもぜひお待ちしています!
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