腕時計はただ時間を確認するだけでなく、身に付ける人の品格を高めてくれる身だしなみアイテムの1つでもあります。1つの腕時計を長年愛用する人もいれば、その日の気分や着ている服との相性で着回すように複数の腕時計を持つ人もいます。腕時計は、長年愛用することでその人だけの思い出やエピソードなども刻まれるため、大切に使いたいですよね。特に新シーズンでもある春は、祝いの品として腕時計を選ぶ人もいるのではないでしょうか？

　そこで今回は、社会人におすすめしたい4品をピックアップして紹介します。記事の最後にコメント欄がありますので、あなたが好きな「腕時計ブランド」もぜひ教えてください！

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SEIKO（セイコー）

　セイコーは、日本初の腕時計や世界初のクオーツウオッチを製品化したことでも知られるメーカー。1881年の創業以来、数多くの革新的なウオッチを世に送り出し、国産ウオッチを代表するブランドとして多くの人から支持されています。

　そんなセイコーは現在、「プロスペックス・プレザージュ・アストロン・キングセイコー・5 スポーツ・セイコールキア・ブライツ・ドルチェ & エクセリーヌ・セイコーセレクション」と、メンズ・レディース合わせて9つのブランドを展開。（関連ブランド・ライセンスブランドなどは除く）

　特にプレザージュは、ダイアルに日本の伝統工芸でもある有田焼や漆塗りなどを採用したモデルを多数展開しており、透き通るような美しい光沢や、深みのある色合いが楽しめます。また、セイコーセレクションは、確かな機能・品質・デザインなどを備えつつ、リーズナブルな価格帯のモデルを多くそろえているため、初めて腕時計を購入する人や進学祝いの品として選ぶのもおすすめです。

CITIZEN（シチズン）

　シチズンはセイコー同様、日本を代表する老舗時計メーカー。1918年に「尚工舎時計研究所」として東京で創業して以来、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、魅力的なウオッチを数多く手がけ、その確かな技術は世界的にも高く評価されています。

　そんなシチズンは「ザ・シチズン」「アテッサ」「シリーズエイト」など、高級感とともに実用性を兼ね備えたブランドを多数展開。特にシリーズエイトは「引き算の美意識」をテーマに、無駄のないシンプルなデザインを採用。海外ブランドの腕時計のように派手さも少ないため、ビジネス・カジュアル問わず、さまざまなシーンに合わせやすいのも特徴です。

　また、エコ・ドライブ・電波時計・メカニカルと、時計の基本性能とデザインを追求した「シチズンコレクション」も比較的リーズナブルな価格帯のモデルを多くそろえているため、機能性の高い腕時計を手ごろな価格で楽しみたい人にもおすすめです。

TISSOT（ティソ）

　ティソは、スイスの時計製造グループ「スウォッチ・グループ」傘下のウオッチブランド。世界のウォッチブランドの中でも高い生産性を誇るため、高品質でありながら、手の届きやすい価格帯のコレクションを多く展開しているのが特徴です。

　また、ティソはNBA・自転車競技・モータースポーツといったさまざまなスポーツとパートナシップを結んでいるため、モダンで落ち着きのあるデザインからスポーティーでスタイリッシュなウオッチまで、幅広いデザインを用意しています。

　ティソが展開するコレクションの中でも特に「シースター・ジェントルマン・PRX」などは、シンプルで洗礼されたデザインが多く、ビジネスシーンなどにも合わせやすいため、幅広い世代から支持されています。

OMEGA（オメガ）

　オメガはティソ同様、「スウォッチ・グループ」に属しているウオッチブランド。ウオッチブランドの中でも高級ブランドとしての知名度が高く、ステータス性もあるとされています。1969年にアポロ11号が人類初の月面着陸を成功させた際、ムーンウオッチとしてオメガの時計が使われていたり、世界的に有名な映画で登場したりと、さまざまなシーンで活躍しているため、時計をあまり知らなくてもオメガという名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

　そんなオメガが展開するシーマスターシリーズや、スピードマスターシリーズなどはブランドを代表するモデルとして人気を集めており、比較的、落ち着いたデザインも多いことから、シーンを選ばずに着用しやすいとされています。また、確かな精度を誇るムーブメントや、高い耐久力を備えているのもオメガの魅力でもあります。

　高級ウオッチブランドということもあるため、100万円を超えるモデルも多く、気軽に買える金額とは言いづらいですが、長年使えるハイスペックウオッチを選ぶ際には1つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

あなたが好きな腕時計ブランドは？

　日本に限らず時計ブランドは世界中にあり、その数も豊富にあります。価格帯もブランドによって大きく変わり、その時計が持つ個性もさまざまです。ここでは、4つのブランドを紹介しましたが、あなたが好きな腕時計ブランドがあればぜひコメント欄でそのブランドと、その理由やエピソードなどもあれば教えてください！

　上記のブランド以外で編集部が選んだ「社会人におすすめしたい腕時計ブランド」は、次のページからご覧ください！