あらゆる物質の構造や性質、物質同士の反応を研究する「化学」は、暮らしに役立つ新たな物質を作り出す学問でもあります。そんな化学分野において世界的に評価されているのはどの大学なのでしょうか？

　今回は世界中の高等教育機関を分析する、イギリスのクアクアレリ・シモンズが公開した「QS世界大学ランキング」から 「化学分野の世界大学ランキング」を紹介します。

※本ランキングは学問的評判、雇用主の評判、および研究への影響に基づく評価により順位化されたものです。

（出典：QS Quacquarelli Symonds「QS World University Rankings by Subject 2023:Chemistry」）

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第2位：マサチューセッツ工科大学（MIT）

　第2位には「MIT」の略称でおなじみの、アメリカの「マサチューセッツ工科大学」がランクインしました。総合評価は100点満点中、97.6点。評価項目別で見ると「学術的評判」「雇用者からの評判」「雇用の成果」など、6項目において100点を獲得しています。

　そんなマサチューセッツ工科大学は、1861年にアメリカのマサチューセッツ州で創立された私立大学で、ノーベル賞受賞者を多数輩出している、全米屈指のエリート名門校の1つです。

第1位：ハーバード大学

　そして第1位はアメリカの「ハーバード大学」でした！　総合評価は100点満点中97.9点となっており、「学術的評判」「雇用者からの評判」「国際研究ネットワーク」など、5項目において100点を獲得しています。

　同学は、1636年アメリカで設立された、アメリカ最古の私立大学です。多数のノーベル賞受賞者やピュリッツァー賞受賞者を排出しており、政治家や実業家など、幅広い分野に優秀な人材を輩出し続けてきました。

　なお、化学分野において、日本からは第14位に「東京大学」がランクインしています。ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！