太平洋に面し、南北に広がる地形が特徴的な三重県。その立地から近畿地方とされることも、東海地方と呼ばれることもあります。日本で最も短い名前の県庁所在地として有名な津市をはじめ、県内にはさまざまな街があります。同じ三重県でも、街によって特色を持つのが魅力です。

　ねとらぼ調査隊では2023月3月14日から 3月26日まで「三重県で一番『イケてる』と思う街は？」というアンケートを実施していました。

　こちらのアンケートには3000票の投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます！　それではさっそく、ランキング上位の結果を見てみましょう。

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調査概要

第2位：四日市市

　第2位は、430票を獲得した「四日市市」でした。三重県の北部に位置し、鈴鹿市や桑名市などと接しています。

　もともと江戸時代から交易が盛んな街で、現在では商工業の都市として知られています。中でも、石油系の工場が集まる四日市コンビナートが織りなす夜景は、観光客にも人気です。ロマンチックな夜景を楽しめる船舶クルーズも定期的に行われています。

　四日市市のグルメとして有名なのが「四日市とんてき」です。分厚い豚肉とにんにくたっぷりの濃いソースがよく絡み、スタミナ満点に仕上がっています。四日市とんてきを通して街を盛り上げようと「四日市とんてき協会」が発足したほどで、街のあちこちの店舗で味わうことができますよ。

第1位：伊勢市

　第1位は「伊勢市」でした。得票数は487票です。三重県中東部に位置し、伊勢湾の海に面しています。

　伊勢市に投票した理由として、「やはり伊勢神宮ですよ」「やっぱり、伊勢神宮の存在の大きさは勝てないですね」と伊勢神宮の存在を挙げる人が多くいました。

　伊勢市は、古くからこの地域で親しまれてきた伊勢神宮の鳥居前町です。伊勢神宮は2000年もの歴史を持ち「お伊勢さん」と呼ばれることも。明治時代以降、毎月1日の早朝に参拝する「朔日詣」という風習が、地元では根付いています。神宮のそばのおかげ横丁では早朝からお店をオープンし、参拝客を出迎えます。一生に一度は訪れて、ご利益にあやかりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

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